jawboneを手に入れてからというもの、ペアリングを一度も解除せずにずっと使っていた。バッテリーの持ちを良くするにはbluetoothやWiFiは停止しておくのが基本だが、そもそもbluetoothは電波出力の非常に弱い通信方式であるし(相手方など数グラムの電池で一週間以上連続待ち受けが可能だし)、試してみるとbluetoothのみであればさほどバッテリーの減りに影響しないということがわかったからだ。
だが、今日は様子が違った。iPhoneのバッテリーが通常の数倍以上の速度でなくなっていく。一度も電話をしなければバッテリー残量は一日後でも70程度は残っていたのだが、今日に限って半日しないうちに20を割り込んでいく。途中でバッテリーのあまりの減りに、変なdaemonが裏で走っているのでは、と再起動したが状況は変わらない。そこではたと気がついたのがjawboneの存在。見ると普段は白色で間歇点滅しているLEDが、赤色になっている。装着していると時々「プー」と音がしているのも何だろうと思っていたがどうもOut of rangeかbluetooth link dropsのエラー扱いになっていた模様。情報はこちらで見つけた。
おそらく、jawboneはバッテリーが減ってしまって出力が落ちてしまい、iPhoneから見ると遠くにあるかのごとく弱い電波しか出せていなかったのではないかと思う。そして、かわいそうなiPhoneは到達距離ギリギリにあるjawboneとがんばってリンクを保とうと出力を限界まで上げていたのではなかろうか。
考えてみれば当然のことながら、割と落とし穴だった。bluetoothヘッドセットを常時ペアリングさせて使っている人は注意されたし。