Archive for 9月, 2008

WindowsでPPTP接続するとブルースクリーン

IBM ThinkPad Logo

Photo by eMaringolo.

久しぶりに酷い目にあった話。

いつものように、客先へWindowsからPPTP接続してVMWare上のFedora9からソースコードを同期しようとしたときのこと。これまで殆どブルースクリーンで落ちたことなどないThinkPad T60が突然青画面で止まったのである。画面には、DRIVER IRQL NOT LESS OR EQUALの文字が。ちょうど作業の確認直前であったこともあってパニックである。

とにかく再起動し、もう一度試して見るもブルースクリーン。さらにだめ押しでもう一度試すもやはり駄目。三度試して駄目だったので、最悪OSの入れ直しかと思ったのだが、PPTPの接続設定を確認して最低限まで削ってみようと思い立った。そして項目を1つずつ見ていくと、ネットワークのタブに”TVT Packet Filter”の文字が。調べてみると、IBMのRescue and Recovery(以下RnR)に付属のソフトウェアらしい。ここで、昨日ThinkVantage System updateでRnRを3.xから4.0にアップデートしたことを思い出した。

検索結果をもう少しなめていくと、ThinkPad Clubのこの記事にヒットした。曰く、RnR4.1を導入するとダイアルアップ時にブルースクリーンになるとのこと。殆ど状況が同じで、PPTPも内部的にはモデム扱いのはず。この問題は、上記TVT Packet Filterが腐っているせいでブルースクリーンになるとのことで、TVT Packet Filterをアンインストールすればいいらしい。

早速作業。コマンドプロンプトを出して、

C:\Program Files\Common Files\Lenovo\pfdinst
netsvcinst /remove /cid:"lgl_tvtpktfiltermp"
netsvcinst /remove /cid:"lgl_tvtpktfilter"

これだけ。再起動も必要ない。これで問題は解決したのであった。。貴重な朝の数時間をどうしてくれる。。

しかし、IBMからLenovoになってからソフトウェアのQAがものすごく甘くなったように思う。ThinkPadは昔(といっても新品で買ったのはTP535Xが初)から使っているが、その丈夫さやビジネスを強く意識した特徴付けや英語キーボードに簡単に付け替えられる点など、他のPCは選びようがない特徴があった。そして、ThinkPadの中位以上の機種を選んでおけば概ね間違いない、と言えるだけの信頼がIBM ThinkPadというブランドには存在した。不要なソフトはユーティリティでさえ最低限に抑える、というポリシーも良かった。おまけの(といいつつ広告費を取って飯の種にしている)バンドルソフトがてんこ盛りの他社PCなど玩具にしか見えなかった。

TrackPointという独特なインタフェイスに加え、キーボードの良さ、ユーザ(メンテナンス担当員)が簡単に交換できる部品の多いメンテナンス性の良さ、その部品の部品単位での入手性の良さ、どれをとってもThinkPadは捨てがたい魅力に溢れている。他社に乗り換えなど今も考えられない。IBMに代わり今の母体となったLenovoには、そのThinkPadとしてのブランドをもう一度認識した上でクオリティの高いPCを出し続けて欲しいと思う。

アジルフォンを検討したものの

G-LEXが駄目になって、その移行先として調べていたアジルフォン。調べている途中でG-LEXから乗り換え優待の情報が出たこともあって、きちんと移行できるのかと思っていたのだが、どうもそうでもなさそうなことがわかってきた。

まず、私の場合の要件は、外線番号が2つ以上取れること、Asteriskの外線として使えること、口座振替決済が出来ること(会社の費用にカードを持ち出すと面倒なため)。アジルフォンにはアジルフォンプロとアジルフォンビズの2つのサービスがある。外線が取れる本数はどちらでも問題なさそうだが、Asteriskの外線として使えるかはアジルフォンプロのほうでしか明記されていない。いくら払うと何がしてもらえるのかが良くわからず、機能や価格ばかりを押し出したような印象の不親切なウェブサイトだったので、とにもかくにも問い合わせてみることにした。(*1)

問い合わせて翌営業日の終わりもほど近い頃、営業の方よりご連絡いただく。それによると、アジルフォンプロは基本5端末で1万円~となっていて、とのっけからのけぞりたくなるようなことが書いてある。ウェブサイトには最小構成の基本料金の項に「月額基本料金 ご利用環境により、1,500円~」と表記しているにも関わらずである(*1)。そして、アジルフォンビズはAsteriskの外線としては使えないということ、アジルフォンプロはAsteriskの外線として使えるが、クレジットカード決済しか出来ない、ということが書いてあった。

結局、調べたり問い合わせたり右往左往したものの、うちの乗り換え先としてはアジルフォンはいまいち不適なのだろう。サービスの永続性としては、少なくともG-LEXよりは信用できそうだと思っていただけに残念だ。

引き続き、使えそうなところを探していきたい。

(*1)後日、比較ページがあることを見つけた。

(*2)この話は返信メールで突っ込みをいれたのだが、「料金表示が分かりにくく、申し訳ありません。」という謝罪の言葉だけで、差異の理由であるだとか、どういうことであるのかという、一番知りたいところを説明していただけなかった。謝って欲しい、と理解されたのだろうか…。

exit signal Trace/BPT trap?

某所向けにMacMiniにOSX(Leopard)という構成のサーバを設定していたのだが、phpでgdを使っている部分で、画像がどうしても出ない。フレームワークのログにも何も出てこないので、apacheのログを見てみると、表題のような滅多に見ない落ち方をしたログが残っている。こんな感じ。

Break on __THE_PROCESS_HAS_FORKED_AND_YOU_CANNOT_USE_THIS_COREFOUNDATION_FUNCTIONALITY___YOU_MUST_EXEC__() to debug.
The process has forked and you cannot use this CoreFoundation functionality safely. You MUST exec().
Break on __THE_PROCESS_HAS_FORKED_AND_YOU_CANNOT_USE_THIS_COREFOUNDATION_FUNCTIONALITY___YOU_MUST_EXEC__() to debug.
[Fri Sep 26 03:51:51 2008] [notice] child pid 335 exit signal Trace/BPT trap (5)
[Fri Sep 26 03:51:54 2008] [notice] child pid 136 exit signal Trace/BPT trap (5)

あちこち調べた結果、どうもMacPortsの問題としてちょうど俎板の上に乗っている問題で、gdのimagettftext()関数がApacheを巻き込んで死んでしまうということらしい。解決方法はfreetypeのPortfileを持ってきて、コンパイルオプションを変えて手で突っ込めということらしい。

この時点でかなり嫌気が差すが、あきらめてまずfreetypeのPortfileを開く。Portfileはえらく深い階層(/opt/local/var/macports/sources/ rsync.macports.org/release/ports/print/freetype/Portfile)にあったので見つけるのに苦労したが、これの50行目–with-old-mac-fontsをコメントアウトする。

# --with-old-mac-fonts

そしてfreetypeを強制再インストール。

$ sudo port -nf upgrade freetype

次にphp5をもう一度ビルドし直す。

$ sudo port -nf upgrade php5

これでひとまず問題は解決した。portの中身をsyncするたびに元に戻ってしまうので根治療法にはならないが、Macports側の対応がなされるまでの間の手当としては妥当なところだろう。手数も最小限だ。

参考になれば幸い。

Re:G-LEX終了のお知らせ

先日、唐突なサービス終了について書いたG-LEXだが、今更「アジルフォンプロへの優待切り替えプランのご案内」というメールが届いた。さすがにあのまま放置するのはまずいと気がついたのだろう。しかしながらその内容は微妙で、それまで使っていた番号の引き継ぎは出来ず、初期費用(\1,000)を払わなくて良いだけらしい。

やはりというかなんというか、この会社はインフラを提供しているというつもりは更々なかったということなのだろう。顧客に対してAsteriskを使ったサーバのインテグレーションサービスを提供するのと、大量の顧客をASP的に束ねたサービスを運用するのとは天と地との差があるのだが、それもきっとわからなかったのだろう。

うちの場合、幸いなことに電話番号が変わってしまうことはさほど痛手ではなかったので、このままアジルフォンへ乗り換えようと思う。アジルフォンがインフラを提供しているという意識を持っていることを祈りたい。

iPhoneのバッテリーとbluetooth

R0011824

jawboneを手に入れてからというもの、ペアリングを一度も解除せずにずっと使っていた。バッテリーの持ちを良くするにはbluetoothやWiFiは停止しておくのが基本だが、そもそもbluetoothは電波出力の非常に弱い通信方式であるし(相手方など数グラムの電池で一週間以上連続待ち受けが可能だし)、試してみるとbluetoothのみであればさほどバッテリーの減りに影響しないということがわかったからだ。

だが、今日は様子が違った。iPhoneのバッテリーが通常の数倍以上の速度でなくなっていく。一度も電話をしなければバッテリー残量は一日後でも70程度は残っていたのだが、今日に限って半日しないうちに20を割り込んでいく。途中でバッテリーのあまりの減りに、変なdaemonが裏で走っているのでは、と再起動したが状況は変わらない。そこではたと気がついたのがjawboneの存在。見ると普段は白色で間歇点滅しているLEDが、赤色になっている。装着していると時々「プー」と音がしているのも何だろうと思っていたがどうもOut of rangeかbluetooth link dropsのエラー扱いになっていた模様。情報はこちらで見つけた。

おそらく、jawboneはバッテリーが減ってしまって出力が落ちてしまい、iPhoneから見ると遠くにあるかのごとく弱い電波しか出せていなかったのではないかと思う。そして、かわいそうなiPhoneは到達距離ギリギリにあるjawboneとがんばってリンクを保とうと出力を限界まで上げていたのではなかろうか。

考えてみれば当然のことながら、割と落とし穴だった。bluetoothヘッドセットを常時ペアリングさせて使っている人は注意されたし。

G-LEX終了のお知らせ

唐突にG-LEXがサービス廃止するとのメールが入った。契約してからまだ20日程度しかたっていないのにこれは痛い。メールによると、2008/10/1に発着信が不可能になり、2008/10/24にはG-LEX側で保持している情報がすべて消去されるらしい。この手のインフラ系の業者が半月もバッファを持たずにサービスを止めるというのはただごとではない。何があったんだろうか。電気通信事業者としても許されるのかどうかわからないが、駄目なんじゃないかという気もする。

いずれにせよ自宅内IP電話化構想はこれにより一時ペンディング、再設計せざるを得なくなった。ひかり電話は内側は自営扱いだし、そちらに移行することを検討しようかと思う。

引き続き面倒。

jawbone購入

jawbone

ALIPHというメーカのJawboneというbluetoothヘッドセットがある。ノイズキャンセルの方法として、顎骨(jaw bone)の振動を用いてマイクからの入力を補正するという画期的な手段を用いている。そのため、自分以外の振動源による音を殆どカットし、それでいてスロートマイクに良くある「は行」の音だとかを拾えない問題もない。Wired Visionでも「戦場レベルのノイズキャンセリング」:携帯用ヘッドセット『Jawbone』新バージョン」という触れ込みで記事にされているが、新バージョンになる前から気になっていた。そしてついに購入したので軽いレビューを。

ノイズが本当に消える

このテクノロジの対価としては安いのだろうが、ヘッドセットとしては決して安くはない製品である(国内ではexpansysで購入すると17k円程度)。過去にBluetoothヘッドセットでは幾度となく失敗を繰り返した痛い経験もあり、十分な下調べをしてから買うことにした。そこで見つけたのが下記の映像だ。

これは以前のバージョンのものだが、それでも衝撃的に音が消えている。正直なところ、あまりにもクリアになりすぎていて、これが本当なのか疑念が沸いてきた。特定の想定した通りのロケーションでのみこのような結果になるのではないか、疑いはいくらでもかけられる。結果、最初のバージョンは購入に踏み切るには至らなかった。

買うと決めたきっかけ

そんな中、ついに購入するきっかけとなったのが、アメリカで航空機のメンテナンスエンジニアをしている友人氏から聞いた「ジェットエンジンの試運転をしている真横でも相手にはちょっと風が吹いてるくらいのノイズしか無く聞こえてたよ」という話である。彼の場合は本当にジェットエンジン間近で作業をしているため、それでもノイズが消えるのなら上の映像は本当だろうし、何より人となりを知っている人物からの意見は信頼に値する。それからしばらく後、気づいたらヤフオクで決済している自分に気がつくこととなる。

実物での評価

さて、数日前にモノが届いたので、早速試用してみよう。当然のことながら自宅でジェットエンジン並の騒音が出せるわけがないので、ひとまずテレビの騒音をカットできるか、ということで評価する。方法はシンプルに、テレビの音量を上げて、テレビの直前10cmの位置でjawboneで通話、相手方には別の部屋で普通の携帯で会話してもらう。これをさらに自分と相手を入れ替えて自分でも確認してみた。音の大きさはうるさめの喫茶店(混雑したスターバックスなど)より五月蠅い程度としてみた。

その結果は、すごいの一言に尽きる。これまでの単調な繰り返しノイズだけを除去してくれるノイズキャンセラとは全く違う次元の、上の映像にかなり近いレベルで騒音がカットできている。上の映像ほどクリアにならないのは、おそらく私のjawboneの装着方法に慣れていないことも一因かもしれない。本体中央にある、骨の振動を拾うピックアップがきちんとフィットしていれば、それだけクリアになるのではないかと思う。これならば相当五月蠅い場所であっても、相手方の声を聞き取れるならばこちらの声はクリアに聞こえていると思って間違いなさそうだ。

デザインも秀逸

jawboneの性能はすばらしい。しかしその上さらにパッケージデザインが秀逸なな点も気に入った。例えば本体は樹脂できちんと作られた台座にディスプレイされるようにパッケージ内に納められている。この樹脂はぺらぺらのPETでも目的は達成できるはずなのに、厚みのある樹脂を使うあたりが高級感を感じさせる。電源や換えのイヤパッド類は小さい紙箱に収められているが、この紙箱も日本の携帯電話のACアダプタが入っているような箱より一手間かけてある感じがする。この辺は若干過剰包装的なきらいもあるが、私は気に入った。方向性は違うが、最近のAppleの製品と同じくらい、パッケージにも力が入っているような気さえする。

電源はAC<->USB変換ACアダプタとUSB<->本体アダプタ、という最近の流儀を踏襲したものとなっていて、シーンに合わせた使い分けがしやすくなっている。本体との接続も不安げなくカチリとフィットする。こういう小さいデバイスに無理矢理差し込み式のACアダプタをつなげさせるようなメーカもあるが、この辺はこだわって欲しかったところなので大変うれしい。

要望をあげれば

これだけ完璧なものに要望をあげるとすれば、それはキャリングケースがないことだろう。当然これだけ良くできているものにかっこわるいキャリングケースが付いてきていたりしたらそれだけで興ざめものではあるし、そのせいでパッケージがむやみと大きくなることも嫌ったのかもしれない。想定使用形態として、常時耳にかけておくことを考えているのかもしれない。だが、そこをふまえても本体と同じコンセプトでデザインされたキャリングケースが欲しかった。仕方がないので適当なケースを物色中。

追記:

ちなみにこの後、Jawbone2のデモ動画を見つけたので乗せておく。使用感はこちらのほうが遙かにリアルだ。

追記2:

WiFiとの同時利用の際、問題が起きるケースがあるようだ。周波数帯がおおよそ同じだから起こる問題かもしれないが、Bluetoothは周波数帯をずらして影響を避けるようなデザインになっていたはず。その辺の実装がちょっと違うのかもしれないが、当分困る予定はないので追試していない。ひとまずそんな記述を見つけたのでメモのみ。

BTSと運用

BTS(Bug Tracking System)のお話。うちの場合はクライアントにもBTSを使わせたりする都合上、一般的なシステム屋ともどこともちょっとずれているかもしれないが、存在しない銀の玉に近づくべく比較検討をしている。今回はそんな話。

BTS色々

BTSは色々あるが、昔「影舞」を使ってあまりの遅さに悶絶(その頃のPCは遅かった・・)し、Tracを使って管理の煩雑さに力尽き(対象顧客ごとにユーザ作ったり権限作ったり・・・)した。そして今はredMineに統合して一応一段落を見ているのだが、まだかなり不満がある。

redMineに手を加えてなおしたい

redMineのユーザ管理機能、プロジェクト管理機能は非常に良くできていて実はここにはほとんど文句がない。完璧だと言っても良さそうだ。だが、ワークフロー管理となるとこれが微妙。redMineのワークフローは、ワークフローといいつつ結局遷移先を制限するだけの機能しか無い。社内やわかっている人だけで使うのならばいいが、クライアントまで巻き込むうちのやり方だとこれはちょっと(ちょっとどころではなく)いただけない。客は「新規」のチケットを作り、「完了」のチケットを目視確認して「フィードバック」ないし「終了」へ落とすことだけやって欲しい。作る側は「新規」のチケットの担当者を自分にかえて、作業して、コミット時に"fixes #10"とか書いたら作業が終わるように(つまり勝手にチケットステータスが「完了」になってオーナーが起票者に変わるように)して欲しいのに、これが出来ない。ここはsvnとの連係機能に関わる部分で、ちょっとパッチを書けばどうにかなりそうな気もしている。追々いじる予定。

だが一番困っているのは、大量チケットの投下の煩雑さと、チケットの入れ子構造(大項目/中項目/小項目とか)の構造化ができない点。ちゃんとした理想的なアジャイルだのXPだの、機能単位モジュール単位できれいに運用出来ているプロジェクトであればいいのかもしれない。だが、うちは顧客から出てくる細かいバグの管理もしないといけないし、そういう煩雑なモノはredMineさんに全部処理して欲しい。ニーズは単純で、Excelで作るようなよくある「進捗確認表」的なものをシステム化してくれればわりとそれで事足りる。100個のチケットを投下したいときに、チケットを書くコスト以上のコストは極力かけさせないでほしい、ということ。もうこの辺は作っている思想が違いすぎるのかもしれない。

作る側と使う側の架け橋になるようなBTSが欲しい

ぶっちゃけてしまえば、正直プログラム開発手法はどうでもいい。もちろん興味を持ってずっと知識を取り込み続けている分野ではあるが、それと実務とは話が別だ。だからそういう手法に基づいたBTSというものはどうも体になじまない。それよりは、こっちが作っているものの状況が使う側にきちんと伝わって、使う側で出た問題がきちんとフィードバックされること、それをなおしたらきちんと確認してもらえること、そういうコミュニケーションツールとしてのBTSが欲しいと思う。

この業界、無いものは作れと言う。redMineをなんとか使えるように自分やクライアントを教育して、それでも駄目なら作るしかないのかもしれない。

ワンストライク、即時アウト、ゲームセット。

baseball

昔からの日本の風潮ではあるものの、最近は世間から人を追い出す閾値のストライクゾーンがやたら広くなっているんじゃないかと思う。責任と自由はセットだと思うが、その比率が狂ってきているというか。一度のミスが即時アウト、ゲームセットでは、人と違う動きなんて出来やしないし、人と違う動きをしてうまくやってるやつは目障りだ、とっとと世間から出て行けということになる。つまり、出る杭は打たれるし、金槌を持つと周りはみんな釘に見える、ということか。

そうかと思えば、経営のためなら何をやってもいいと思う人間も多くなってきている。社員を守りたい気持ちは経営者の末席の末席にいるものとしては大変に理解できることではあるが、そこまでして守りたい根拠は結局上に書いた即時ゲームセットという世の中に起因するのではないか。何歳になっても会社が転けても、自分の持っている能力で食えたり、新しい能力を得れば食う方法が手に入るような社会になれば良いと思うのだが。

世間やら周りに角を立てて波風立てて生きていこうというつもりは更々ないが、こういう風潮をニュースから感じるたびに世の中とのギャップに息が詰まりそうになる。この流れで行ったら極々少数の人間が世の中を握ってしまい、のこりのすべての人間がロボット化、もとい消費材となってしまう。すでになっている、といってもいいかもしれない。

それなのに、世の中ほとんどそんな雰囲気だというのに、誰も危惧を感じないのだろうか、枝葉末節への意見は多いのに環境自体への意見はあまり見られない。人間は変化に対応する強さすら捨ててしまったのだろうか。それとも長年の奴隷化教育のせいで危険察知能力がなくなったのか。もしくは強烈な諦観なんだろうか。

Dekiwiki8.08導入

またもやdekiwikiネタ。8.08(Kilen Woods)が出たので導入。つまり8.05.2(Jay Cooke) -> 8.08(Kilen Woods)のアップデートとなる。

例によって、こんな手順でおk(うちの運用の場合)

  1. dekiサービス停止
  2. ドキュメントルートにおいてある現在のコンテンツ一式を別の場所に動かす(mv htdocs htdocs.oldとかで)
  3. ダウンロードしたdekiwikiのweb/をドキュメントルートに配置
  4. 元のドキュメントルートにあったLocalSettings.phpを新ドキュメントルートへ配置
  5. 元のドキュメントルートにあったattachments/を新ドキュメントルートへ移動
  6. ドキュメントルートで、chown -R apache:apacheとして所有者をapache稼働ユーザに。
  7. maintenance/update-db.phpを一度呼ぶ
  8. dekiサービス起動

事前バックアップはDB、コンテンツディレクトリともに確実に行うことは言うまでもない。

特記事項としては、新コントロールパネルが登場したので、Apacheのリライトルールを書き換える必要がある。といっても数文字足すだけで下記の通り。

旧:
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/(@api|editor|skins|config|@gui)/
新:
RewriteCond %{REQUEST_URI} !^/(@api|editor|skins|config|@gui|deki-cp)/

これでApacheも再起動しておけば良い。

セキュリティ上の懸念からすべてSSL必須としているうちの運用では、SSL動作が全体的に快適になったことが何よりも大きい。

Asterisk導入

G-LEXとの契約に伴い、Asteriskを導入することとした。

機材を入手

それなりに定評のあるSnom系のIP電話機が買えればと思ったのだが、時間切れと当初探しに行ったottoにはものがなく断念。代わりに、すでにAsteriskで使えるという情報を仕入れていたNortel i2002を2台買ってきた。1台あたりACアダプタ込みで2,000円と激安。元値を考えるとぞっとする。ついでにFXSゲートウェイも買いたかったのだが、Asteriskで動くと言われているGrandstreamの製品が思ったよりいい値段だったのでもう少し検討することとして店を後にした。

VMWareで失敗

Asteriskを導入する際、まず最初に考えたのは、さしてCPU時間を消費しそうにないソフトウェアのために1台のマシンを用意したくないな、ということ。そこですでに稼働しているVMWare Serverの中にAstLinux(中身のAsteriskは1.2系)のVMWareイメージを入れて試したのだが、これが大失敗。SJPhoneとの通話は音声応答がぶちぶち切れるわ、i2002へのunistimドライバ経由の音は間延びするし(1/2倍速くらいのゆっくり再生のような音がしたので、深夜に作業していたこともあって一瞬びびった)、とても使えたモノではない。

調べてみるとVMWareが原因の可能性が高いという。そういえばVMWare上で動いているOSの時計が狂うというのも昔はまったが、VMWareはたとえCPU負荷が小さくてもどうもリアルタイム性を要求するものには向いていない、ということなのだろう。

気を取り直して入れ直し、そして面倒なことに

仕方がないので、既に廃棄処分一歩手前だったCeleron1.7GHzのマシンを掘り出してきてFedora9をインストール、yumでさくっと入れるぞ、と入れたはいいが、設定ファイルが何か違う気がする。あわててよく見てみるとさすがFedora、まだベータ版の1.6系が入っている。

今更OSを入れ直す気にもならないことと、先々を考えて1.6系列を使ってみたかったのでそのままsip.confとiax.conf、extensions.confをさくさく書き換えて動かし、内線電話(SJPhone<->i2002)が通ることを確認した。

今後、G-LEX2契約分の受発信設定、FAX受信設定、FAX送信設定(ってどうするんだろう。Hylafaxあたりを挟めれば楽なのだが)、と一通り作業する必要がある。そのうちネタとして書いていきたい。

このままでは2ヶ月たってしまう

時は9月、前のポストが7月頭だからもう2ヶ月になってしまう。あれこれ手を広げてしまうと忙しさにかまけてアウトプットが減ってしまうのが悪い癖、ということで思い出したようなポスト。何もまとまらずばらばらと。

iPhone買った

なんというか言いたいことはいっぱいあるのだが、端的に言えば合法麻薬といった感じ。一度も手にしていないうちは必要ないのだが、一度手にしてしまうともうこれは手放せない。でもどうにも首根っこをAppleに押さえられていて、Softbankに金銭的に縛られていて(もっとも全額払ってしまえばいいのだが)、そこが麻薬的。まぁ当然ながら合法だし、金さえ払っていればその利便を享受できるのだから、素直にありがたいと言っておけば良いか。半ば当然のようにすでにjailbreakして、Apple iPhone Developerになるためのお布施もすでに払い込み準備までしてある。こう見ると天の邪鬼な信者だ。

ライスワークとライフワーク

もうウェブ系はいいよ!とかのたまっているものの、ライスワークはウェブ系が多いことこの上ない。ウェブ系、というまとめかたにも疑問を持っていて、GUI系とかCUI系とかいうまとめ方が気持ち悪いのと同じ気持ち悪さがあるのだがそれはさておき。

それならライフワークを何にするか、と暫し悩んでいたのだが、やはり一通りを手の届く範囲でやりたい。手の届かないところは無理しないで他の人と一緒にチームでやる方向が楽しい。うちは全体を見つつ、外形と電子デバイス、ファームウェアまわりがやれたらおもしろいなと思っている。最近はそういったやり方でやらせていただけているのが幸せ。

そういえば建築業界だとJV(ジョイントベンチャー)を作って工事にあたるというケースをよく見るが、あれはwikipediaによれば民法的には組合に当たる、らしい。小さい会社が何社もまとまって、JVっぽい感じでやる方法ってないのだろうかと思ったがどうなのだろう。小さい会社で組むときに、どこか1社がプライムになってしまうとリスクが分散出来なくてよろしくない場合、JVのような固まりを作って受けられればそれはおもしろいと思うのだけど。

モノを作りやすい環境が整ってきた

ちょっと前に比べると、なんだかモノを作りやすい感じがしてきている。パーツはdigikeyから仕入れて、基板はOLIMEX(最近値上がりしすぎ、P版.comとか、中国系の業者のほうが流行?)に発注、板金工作はe-machineshop(最近すごい値上がりした・・)に出して、立体造形はShapewaysに出せばいい。アルミ加工ならアルミプラスなんかも良さそう。ちょっとした処理ならAVRとかPSoCで十分処理できるし、これらの開発環境はきわめて安いか無料で入手できる。他のツールもおおよそ試作費用と比べたら安い。これだけそろってたら、あとはアイデアだけだよなと思う。

政治はきわめて面白くない時代だと思っているが、世の中は面白くなってきた。色々実際に動かないと。話はそこから始まる。