Archive for the 'ThinkPad' Category

バーの閉店、そしてメモリ再び

Posted by ゆのじ on 10月 2nd, 2010

9月末になってから、だいぶ涼しくなって過ごしやすくなってきた。プロジェクトが佳境過ぎて笑うに笑えないが、それもあと半月。半月後には青森まで行く予定があったりと、忙しさが一段落するには年末までかかりそうな気配だ。

そんな忙しい中だが、だいぶ前から時折顔を出しているバー、TimeOver108が閉店となるということで、2晩連続で顔を出した。落ち着いた空間、うまい酒、そして良いコンディションに保たれたうまいシガー。疲れ切った脳味噌をリフレッシュするのにこんなに手軽で効果的なものは多くない。
そんな場所が一つ閉まるのは大変残念ではあるものの、他の場所にて新しく店を持つことになるというのだから、喜ばしいことでもある。複雑な気持ちもありつつ、最後まで楽しませてもらった。

 

さて。それはそれとして、メモリの話。
ThinkPad W500と8GBメモリの顛末は以前書いたとおり、うまく動かないという結論で終わってしまった。だが、幸いなことにそのメモリは一緒に仕事をさせていただいている某氏に引き取ってもらうことが出来た。MacBookPro15inに入れてひとまず動いてるとのこと、やはり本体との相性の可能性が高い。信頼のTranscendだと思っていただけに気分的には裏切られたような気持ちにもなるが、そもそも動作保証されているものでもなければDDR3クラスになると諸々難しいのも仕方がないのだろう。

そして、この本体に入るメモリは結局4GB止まりか、と諦めかけていたところ、lenovoのページのMemory compatibility listを見つけることが出来た。
それによれば、ThinkPad W500はPC3-8500(DDR3-1066) SDRAM SODIMMで、MAX 8GBとある。そして4GB PC3-8500 Low HalogenなメモリがW500に対応とあって、PartNumberは55Y3708。これしかない、ということでもう一度だけお金を払ってみることにした。

 

amazon primeにて発注したので、物が来るのは本日。試すのは帰宅後になるが、楽しみである。

10/3追記:
メモリは使い始めて半日ほど経過したが、今のところ問題ない。TranscendのメモリとTP W500の相性問題と断定して良さそうな気配。

さらに追記:
引き取ってもらったメモリ、引き取ってもらった先で同じような症状が発生したとのこと(MacBookProで)。ひとまず返品してもらって調査することにした。
MEMTEST86で完全に問題ないメモリが通常利用で問題が起こるというのはかなりのレアケース、追って記事としたい。

ThinkPad W500と8GB memoryとWin7

Posted by ゆのじ on 7月 12th, 2010

メモリ買ってうわーい、と喜んだのも束の間。不安定さにずーっと悩まされていた。

結論から言うと、ThinkPad W500(4058-CTO)にメモリを8GB載せた状態でWindows7 64bitを突っ込むと、何が悪いのか不明だが、不安定になって使い物にならなくなる。
確かにスペック的には4GB上限ということになっているのだが、チップセットも8GBまで対応しているし、動いているという報告も見る。それでもメモリの問題かと思ってMEMTEST86+ Ver4.10を延々回したのだが全くエラーは発生しないので、おそらくどれかのドライバが腐っているか、IO空間的に引っかかっているのかもしれない。ひとまず、現状ではオススメする、とは言い難い。

 

同じ轍を踏む人を減らすために詳細メモ。

うちのThinkPadはThinkPad W500(4058-CTO)。メモリはTranscendのTS512MSK64V1Nを2枚。このメモリは256MB*8構成、7-7-7-20動作。同シリーズの2GB品であるTS256MSK64V1Uは128M*8構成で他のパラメータは同じ、ThinkPadには問題なく入るとのこと。

不具合はどこで発生するか予知できないが、ビデオカードドライバ、USBドライバあたりで頻発しやすい傾向があった(そのせいで余計原因がわからなかったというのもある)。さんざんドライバを入れ替えてみたりしたのだが、そこには原因が一切ない模様。とにかく、BSOD(Blue Screen of Death /ブルースクリーン)になったり、一切入力を受け付けない状態にフリーズしたり、時には画面がぐっちゃぐちゃに崩れたりとおもしろい現象が多発する。

対応はとりあえずメモリ減らす。これだけ。

いらっとしてついうっかりほぼ同型機(4061-xxx)を発注してしまったので、そちらでも同一現象が起こるかは追って検証してみる予定。この本体だけに起こる問題であるかどうかはそこで判断できるはず。

 

いくら対応してないメモリ量だからってテスト省くのはよくないと思います。><

 

2010/7/15追記:

ThinkPad W500(4061-xxx)でテストしたが、こちらもアウトだった。半日ほどきちんと動いていたのだが、やはり落ちる。先ほどWindows7 SP1 Betaが公開されたので、そちらも試してみようとは思うがオススメはできない。

若松でやっているThinkPad T61にメモリ8GB載せよう、というのはそういう観点での安定性はあるのだろうか?

2010/7/19追記:

チップセット内蔵のディスプレイを使ってるとかなり安定する感じがする。あまり長時間試していないが、やはりATIのドライバがくさいなぁ、と。まだ断定するには早いが。

多忙につき…

Posted by ゆのじ on 6月 25th, 2010

[写真は多忙につきありませんw ]

多忙を言い訳にするのはよろしくないが、多忙すぎて手がでない。故にこのblogも放置され続けてしまった。月が飛ぶのも気分が悪い、とりあえずここ数日にあったことをメモしておく。

 

仕事用道具に金をかけなさすぎるのも問題だろう、ということで、今使っているThinkPad W500(4058-CTO)に、8GBメモリ(Transcendの4GB DDR3 PC8500 SODIMM 7-7-7を2枚)、IntelのSSD、さらにはWindows7 64bit Professionalを導入した。

メモリは本来4GBが上限ということになっているのだが、8GB乗せて動いたという情報があったのでそれを信じて人柱。これは問題なし。SSDは某所にかいてあった、空き領域を多めにするとその分寿命が延びるかもしれないということから1割減らして領域を確保。これも今のところ問題はない。

だが、問題は起こる。どうにも使っているとちょくちょくフリーズしてしまう。挙げ句の果てには全く起動しなくなって画面すら出ずビープすら鳴らないという状態になってしまった。
これにはまいったのだが、とりあえずねじ固定されていないものを全部外して、電源もバッテリも外して、メモリもいったん全部抜いて電源を入れてみるとビープがなる。ということはBIOSそのものは生きていると判断できる。
こりゃCMOSが怪しいか、とCMOS保持用の電池を外して(本機の場合はキーボード下にある。コネクタが弱いので折らないように注意)、そのまま小一時間放置。その間にブロアでたまった埃を飛ばしていると、CPUファンに相当な埃がたまっていたようで咳き込むほどの埃が出てきた。
その後、CMOS電池をつけ直してメモリを差して電源を入れると、果たして本機はよみがえったのであった。夜夜中に心臓に悪いイベントは勘弁していただきたい。

その後の調べで、どうやらATIのドライバがおかしく、CCC(Catalyst Control Center)よりPowerPlayを無効にしてやるといいという話を見かけたので試してみている。これが効くかどうかはわからないが、ちょくちょくフリーズする人は試してみる価値はあるかもしれない。こちらで効いたかどうかは追って書くことにしよう。

 

さらに欲を出してXP modeを入れてみる。VirtualPCが必要だと言うのだが、ここにはすでにVMWare Workstation6.5が入っている。これでも動かないか試行錯誤、NHCというユーティリティで、XP modeのvhdファイルをVMWareのvmdk形式に変換してやることでVMWareの仮想マシン用ディスクとして認識させ、起動させることができた。
起動したら、VirtualPC連携用のアプリケーションが入っているのをアンインストールする。アンインストールするまでマウスは使えないのでキーボードオペレーションでがんばること。
これでやっと使える-、と思ったのだが、アクティベーションが通らない。同じディレクトリにあるKEY.txtの中身を突っ込んでもだめ。本来はWindows7上で動いている限りアクティベーションは不要なはず。VMWare Workstation7やVMWare Player3にはXP互換モード、という専用のモードがあるあたり、もしかするとそれじゃないと意味がないのかもしれず。

 

時間がないのでものすごい駆け足で作業をしたつもりでも、丸一日近くとられてしまった。Windows7にはまだ慣れないが、なんとか慣れつつ遅れ挽回のためにまたしばらく黙して作業に勤しもう。