Archive for 9月 26th, 2008

アジルフォンを検討したものの

Posted by ゆのじ on 9月 26th, 2008

G-LEXが駄目になって、その移行先として調べていたアジルフォン。調べている途中でG-LEXから乗り換え優待の情報が出たこともあって、きちんと移行できるのかと思っていたのだが、どうもそうでもなさそうなことがわかってきた。

まず、私の場合の要件は、外線番号が2つ以上取れること、Asteriskの外線として使えること、口座振替決済が出来ること(会社の費用にカードを持ち出すと面倒なため)。アジルフォンにはアジルフォンプロとアジルフォンビズの2つのサービスがある。外線が取れる本数はどちらでも問題なさそうだが、Asteriskの外線として使えるかはアジルフォンプロのほうでしか明記されていない。いくら払うと何がしてもらえるのかが良くわからず、機能や価格ばかりを押し出したような印象の不親切なウェブサイトだったので、とにもかくにも問い合わせてみることにした。(*1)

問い合わせて翌営業日の終わりもほど近い頃、営業の方よりご連絡いただく。それによると、アジルフォンプロは基本5端末で1万円~となっていて、とのっけからのけぞりたくなるようなことが書いてある。ウェブサイトには最小構成の基本料金の項に「月額基本料金 ご利用環境により、1,500円~」と表記しているにも関わらずである(*1)。そして、アジルフォンビズはAsteriskの外線としては使えないということ、アジルフォンプロはAsteriskの外線として使えるが、クレジットカード決済しか出来ない、ということが書いてあった。

結局、調べたり問い合わせたり右往左往したものの、うちの乗り換え先としてはアジルフォンはいまいち不適なのだろう。サービスの永続性としては、少なくともG-LEXよりは信用できそうだと思っていただけに残念だ。

引き続き、使えそうなところを探していきたい。

(*1)後日、比較ページがあることを見つけた。

(*2)この話は返信メールで突っ込みをいれたのだが、「料金表示が分かりにくく、申し訳ありません。」という謝罪の言葉だけで、差異の理由であるだとか、どういうことであるのかという、一番知りたいところを説明していただけなかった。謝って欲しい、と理解されたのだろうか…。

exit signal Trace/BPT trap?

Posted by ゆのじ on 9月 26th, 2008

某所向けにMacMiniにOSX(Leopard)という構成のサーバを設定していたのだが、phpでgdを使っている部分で、画像がどうしても出ない。フレームワークのログにも何も出てこないので、apacheのログを見てみると、表題のような滅多に見ない落ち方をしたログが残っている。こんな感じ。

Break on __THE_PROCESS_HAS_FORKED_AND_YOU_CANNOT_USE_THIS_COREFOUNDATION_FUNCTIONALITY___YOU_MUST_EXEC__() to debug.
The process has forked and you cannot use this CoreFoundation functionality safely. You MUST exec().
Break on __THE_PROCESS_HAS_FORKED_AND_YOU_CANNOT_USE_THIS_COREFOUNDATION_FUNCTIONALITY___YOU_MUST_EXEC__() to debug.
[Fri Sep 26 03:51:51 2008] [notice] child pid 335 exit signal Trace/BPT trap (5)
[Fri Sep 26 03:51:54 2008] [notice] child pid 136 exit signal Trace/BPT trap (5)

あちこち調べた結果、どうもMacPortsの問題としてちょうど俎板の上に乗っている問題で、gdのimagettftext()関数がApacheを巻き込んで死んでしまうということらしい。解決方法はfreetypeのPortfileを持ってきて、コンパイルオプションを変えて手で突っ込めということらしい。

この時点でかなり嫌気が差すが、あきらめてまずfreetypeのPortfileを開く。Portfileはえらく深い階層(/opt/local/var/macports/sources/ rsync.macports.org/release/ports/print/freetype/Portfile)にあったので見つけるのに苦労したが、これの50行目–with-old-mac-fontsをコメントアウトする。

# --with-old-mac-fonts

そしてfreetypeを強制再インストール。

$ sudo port -nf upgrade freetype

次にphp5をもう一度ビルドし直す。

$ sudo port -nf upgrade php5

これでひとまず問題は解決した。portの中身をsyncするたびに元に戻ってしまうので根治療法にはならないが、Macports側の対応がなされるまでの間の手当としては妥当なところだろう。手数も最小限だ。

参考になれば幸い。