AVR開発を進める必要が出てきたので、手持ちのAVRISP(初代)を使おうと引っ張り出してきたところ、写真のような残念なことになっていることに気がついた。コネクタのオスメスはあっているのに両方にナットがついていて接続できないのである。
なんでこういう仕様になっているのか理解に苦しみつつ、ジェンダーチェンジャーではなくて、オス-メスな変換コネクタもとい延長コネクタを買ってこようかとも思ったのだが、変にコネクタだらけになると可搬性も落ちるし問題が起きたときの切り分けが面倒になる。せっかくの機会だと思ってAVRISPmkIIを買ってくるべく秋葉原へ出ることにした。頭痛で半日つぶしたあげくのことで、割と時間がないなかでの秋葉原行きとなった。
秋葉原につくなりまずは秋月電子、某所のプロジェクトの仕込み用にATMEGA644Pと20MHzのセラロック10点、20MHz面実装セラロック5個パック、2.5Vシャントレギュレータ、LTC1144、本来の目的のAVRISPmkIIあたりを購入。秋月でそろう物のなかの面実装品の割合はずいぶん増えてきた。今日はさほど時間がなかったのでこれだけ調達。その後、銀座へ行って伊東屋にいき、新宿で書籍を数冊見繕ってから帰宅。夕方からだとどうも忙しない。
購入した物はさくっと治具に加工していろいろ開発開始。コストをかけないためにある程度のところまではブレットボードベースで開発を進めることにする。高周波回路では簡単にはいかない話だが、今回の回路はデジタル回路が主な比較的低クロック回路なのでこれでいい。
久しぶりにAVRをまじめに使っているといろいろ気づくことも多い。前に使っていたのはATMEGAが出る前なのでずいぶんと痒いところに手が届くようになっている。割り込みもずいぶん使いやすい。割り込みベースのタスクスイッチャ、ちゃんと書くと開発がずいぶん楽になりそうな予感。近々のプロジェクト用に一つ書いてみようと思う。
電子回路はずいぶん初心者でも手が出せるようになってきたように思うが、アナログ回路だけは結局はちゃんとした勉強が必要だ。その辺を効率よく学習させるためのコンテンツ、どういうアプローチが効果が高いのだろう。自分自身もアナログ回路はまだまだなので、良いコンテンツの作り方を考えたくなった。
片頭痛が未だに直らず思考能力が低下したまま。とりとめのないままポスト。
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