Archive for the 'Server' Category

VMWare with ESET Smart Security

Posted by ゆのじ on 11月 14th, 2008

VMWare上のFedora9で、eth0(bridge)、eth1(NAT)設定をしているとき、DHCPでのIP取得を行おうとすると、eth0がDHCPに失敗する、という問題がでていた。

結論からいうと、下記許可ルールを追加すると解決する。

ローカル側:UDP 67-68ポート
リモート側:UDP 67-68ポート 信頼ゾーン

非常に気持ち悪いのだが、ひとまず解決策。

追記:
VMWareのIP幅を信頼ゾーンに加えてないと、失敗するかもしれない。未検証。

追追記:
サポートに推奨設定を問い合わせていたが、その返答がきた。曰く、

プロトコル:UDP
方向:内向き
アクション:許可
ローカルポート:68
リモートポート:67

を追加するようにとのこと。これで変なところで引っかからずきちんとファイアウォールを使うことができる。ありがたい。

exit signal Trace/BPT trap?

Posted by ゆのじ on 9月 26th, 2008

某所向けにMacMiniにOSX(Leopard)という構成のサーバを設定していたのだが、phpでgdを使っている部分で、画像がどうしても出ない。フレームワークのログにも何も出てこないので、apacheのログを見てみると、表題のような滅多に見ない落ち方をしたログが残っている。こんな感じ。

Break on __THE_PROCESS_HAS_FORKED_AND_YOU_CANNOT_USE_THIS_COREFOUNDATION_FUNCTIONALITY___YOU_MUST_EXEC__() to debug.
The process has forked and you cannot use this CoreFoundation functionality safely. You MUST exec().
Break on __THE_PROCESS_HAS_FORKED_AND_YOU_CANNOT_USE_THIS_COREFOUNDATION_FUNCTIONALITY___YOU_MUST_EXEC__() to debug.
[Fri Sep 26 03:51:51 2008] [notice] child pid 335 exit signal Trace/BPT trap (5)
[Fri Sep 26 03:51:54 2008] [notice] child pid 136 exit signal Trace/BPT trap (5)

あちこち調べた結果、どうもMacPortsの問題としてちょうど俎板の上に乗っている問題で、gdのimagettftext()関数がApacheを巻き込んで死んでしまうということらしい。解決方法はfreetypeのPortfileを持ってきて、コンパイルオプションを変えて手で突っ込めということらしい。

この時点でかなり嫌気が差すが、あきらめてまずfreetypeのPortfileを開く。Portfileはえらく深い階層(/opt/local/var/macports/sources/ rsync.macports.org/release/ports/print/freetype/Portfile)にあったので見つけるのに苦労したが、これの50行目–with-old-mac-fontsをコメントアウトする。

# --with-old-mac-fonts

そしてfreetypeを強制再インストール。

$ sudo port -nf upgrade freetype

次にphp5をもう一度ビルドし直す。

$ sudo port -nf upgrade php5

これでひとまず問題は解決した。portの中身をsyncするたびに元に戻ってしまうので根治療法にはならないが、Macports側の対応がなされるまでの間の手当としては妥当なところだろう。手数も最小限だ。

参考になれば幸い。

dekiwiki8.05.2リリース

Posted by ゆのじ on 7月 4th, 2008

ここのところdekiwikiネタばかり。

dekiwiki8.05.2がリリースされた。フィクスされたバグはChangelogを見てもらうとして、割と困っていたのが「#4292    Templates cannot be added to unsaved pages」。テンプレートを使えば、事務仕事のかなりの部分をwikiへ移管できると目論んだのに、このバグのせいでテンポが悪いことこの上なかったのだ。それと、SWFUploaderもうまく動いていなかったのだが、Changelogにあがっているので直っていればうれしい。

8.05.1から8.05.2への置き換えは簡単。dekiwikiのサービスを停止し、ドキュメントルート以下全てのファイルをバックアップ。ドキュメントルートに8.05.2のweb/*をコピーして、バックアップからLocalSettings.phpとattachments/をドキュメントルートへ移す。全てのファイルのグループとオーナーをapache:apacheへ変更すれば完了。思った以上に簡単に終わって安心した。

アップデートの結果、テンプレートは思った通りにきちんと動くようになった。残念なことに、SWFUploaderがIOエラーで動かない問題は解決せず。もしかするとこれはこちらの手元環境に問題があるのかもしれない。追って調べる必要がある。

追記:ごく一部のボタン類に文字化けがある。UTF8をEUC-JPにしようとして失敗してるんじゃないかなぁと思うような化け方。文字化け判定表はこんなのがある。

たまに便利だ。

追記:バグレポートが上がっていた。こちら