BF-01D購入

Posted by ゆのじ on 9月 11th, 2012

前のポストに書いたようにL-04Dがあまりにもひどいので、buffaloのXi対応モバイルルータを入手した。ヤフオクにて13k円ほどで入手。

前代のDWR-PG(docomoブランドだとBF-01B)を使っていたので使用感は変わらず。CPUがだいぶ高速になったのかウェブインタフェイスもそれなりに軽く動くようになっている。良くも悪くもきちんと作ってある感は大きい。転送レートもL-04Dのひどい状態から比べたら天と地、ベストエフォートながら上限速度なんだろうなと思える程度の転送レートが得られた。

反面、電池の持ちは悪く、iPhone1台をぶら下げた状態で6時間弱で電池切れ。その間ほとんどiPhoneには触れていなかったので内部処理的に流れているパケットでその程度の電池消費ということになる。きちんと使えばもっと短い時間で電池切れになってしまうだろう。また、L-04Dにあったパケット転送量表示ディスプレイはなにげにありがたかっただけに、全くディスプレイもないことで転送量におびえつつ使うことになってしまった。
そして最大のネックは重量。投影面積は前代とほぼ同じだが厚みが増して、厚み以上に重量感が増している。その上電池の持ちは前代より悪いと、さすがに印象が悪い。せめて前代より僅かでも連続使用時間を長くしてあればまだ印象が良かったのではないだろうか。

しかしそれはそれとして、やっとXiの本当の速さに触れた気がする。下り1Mbps出れば早い方だった3Gと比べると、普段でも3Mbps程度、ちょっと状況が良ければ10Mbpsを超える下り速度が得られるのは快適さが段違いである。外仕事がますます快適になること請け合い、といえよう。

なお、この機体を検討しているのであれば、netindexのNI-760Sも使えるのではないかと思う。とりあえずBF-01Dを買っておいて、BF-01Dを適当に売却の上、NI-760Sを買うことも検討してみると良いかと思う。さほど大きい差額にはならないはずで、ディスプレイが付いてくるなど悪くないのではないかと思っている。

L-04D購入

Posted by ゆのじ on 8月 17th, 2012

docomoのXi対応モバイルルータのL-04Dを買った。これまでは3G回線でbuffaloのDWR-PGを使っていたのだが、これの契約がそろそろ24ヶ月になるということと、遅さに耐えかねて、というあたりが理由。同じくbuffaloのBF-01Dにする手も検討したのだが、あまりの重さ大きさに耐えられないので却下。バッテリーが持たないのは普段からモバイルバッテリーを持っているので問題ないと判断して本機を購入に至った。

ひとまず買って諸々の設定をするが、設定用インタフェイスが酷い。普段使わないからいいようなものの、パスワードが数字4桁からしか選べないというのは一体なにが理由なのか理解に苦しむし、ファイアウォール書けるよといってもルールは10個まで。MACアドレスでアクセス制限出来るけれども10個まで。接続端末数制限出来るけど、設定値は1台から10台。なんでこの端末の設計者は10にこだわったんだろう?そしてSSID設定のページとWPAパスワード設定のページが違って、うっかりSSIDを先に変えると新SSID/旧パスワードでアクセスしないと続きの設定が出来ない。後述するパケット転送量表示の上限量は3桁の数字と補助単位(KB/MB/GBのいずれか)しか入力出来ず、7GBだからといって7168 MBにしようとするとエラー。7 GB でなければならない。なんでやねん。
最近この手の使ってると脳味噌が腐りそうになるインタフェイス、ルータからは減ったなぁと思ったのにコレはひどい。とはいえ使う頻度も少ないし、直す気もないだろうなぁと思うとぐったりである。

ただ、つながってしまえば悪くない。本体についた小さなELディスプレイには現在の上流回線接続状況(3G/LTE)、下流側接続状況(無線LANの接続端末数)、そしてXiだと気になるパケット転送量表示もディスプレイを点けている間はほぼリアルタイムに更新されるのでちょっと面白い。やたら焼ける安いELなので点けっぱなしにしておくと焼けているのが見えて気分が悪いかもしれないが、時々見る分にはさほど気にならないで済むだろう。

・・が、買ってきてすぐに、バッテリーをいくら充電しても満充電にならず、充電が一瞬で切れるという問題が出ていた(*)のでこれ以上の性能はいまのところわからない。自宅(LTE接続)で、2Mbpsほど出ることは確認したので3Gよりマシであればいいという判断基準からすれば今のところ十分。エリアによっては二桁Mbpsも出るらしいから、そのあたりは追って使っていく間に確認したい。

あ、買う人に一つだけ注意。本機はドコモminiUIM(一般的に言うとこのmicroSIM)なので、こいつからSIMを抜いて他の機種に突っ込むときにはゲタを買わないといけない。そこだけちょっと面倒なので注意。

(*)docomoショップ持ち込みの結果、バッテリーは満充電されているのに本体がLOW BATTERYと判断しているということが判明。おおかた充放電管理ICが馬鹿になってるかその周りが馬鹿になってるという問題だろう。ショップにてバッテリーごとその場で新品交換されたので今は解決しているはず(書いているまさに今、引き取ってきて充電中)

2012/09/11追記:

交換済み機体でも全くスピードが出ない(下り1Mbpsそこそこ、上りに至っては100kbps出ない)上、BF-01Dを購入してSIM差し替えを行ったところ、同一環境下において下り3Mbps、上り1Mbps程度出ることを確認した。そのため、docomoショップ持ち込みの結果、預かりにてメーカ動作検証ということになった。ちなみにこの問題はバッテリー問題交換前の機体から変わっていないのでこの個体ではなく、機種の問題である可能性が高いと思っている。やれやれ・・・

半田付け系機材追加

Posted by ゆのじ on 8月 12th, 2012

最近よく構っていただいている知り合いに、「HAKKOの900系、900Lとか900Mは熱量違うよ、HAKKO951とはだいぶ違うよ」、と唆されて暫く、某所に出物があったので入手してきたのがHAKKO928、ちょっと前のアナログ温度設定なコテが2本付くステーションだ。

それなりに使い込まれた機体で、片方のコテ先が歪むほど熱にさらされた様子ではあったもののさすがHAKKO、本体側にはなにも問題なく。Mコテが2本という構成だったので、歪んだコテ先の代わりに900M-2.4Dだけ買ってきてうちの子に。使ってみると聞いていた話の通り持っている熱量が違うのか、ごつい端子でもスルスル溶ける。これはありがたい。話によればさらに大きい900Lのコテを使えば板金いけるんじゃないかと思えるほどパワーがあるらしい、これもいずれ入手してみたいと思う。

同じ知り合いに同じように唆されて、吸煙器のHAKKO421も入手した。半田ヒュームに鉛がふくまれるわけはないと思うものの、少なくともヤニの煙はたばこの煙と比べて遙かに無害だぜ、と思えるわけもなく以前から気になっていたところに「出物あるよ〜」と唆されて購入したのだが、これも騒音レベル60dBと数字だけ見るとだいぶ大きいわりには静か(騒音はかなり低音に偏っているので気にならない)なので非常に快適に半田付け出来るようになった。

某印刷所の胆管癌ではないが、こういう工業系の排出物による健康被害は原因の特定が難しい上に影響範囲がせまいせいで発覚しづらい構造なのではないかと思っているところ、少しでも気休めでも、気をつかったほうが良いのではないかと思う次第。よく使うフラックスクリーナーもシクロヘキサン系の有機溶媒を使っていたりして、そのうち排気ダクト作った方がいいのかなと思いつつも現状そのままになっていて気になっている。水溶性フラックスを使った半田を買ってみたりして色々試しているが今のところ結論は出ず、難しい問題である。

道具を使いこなすにはウデがいるが、ウデの足りないのは道具で補えるのも確か。いい道具に助けられながらウデを磨こう、そしてせっかく磨いたウデが無駄にならないようにリスクヘッジも少しずつ。