集合知は案外正しいというのは

Posted by ゆのじ on 4月 3rd, 2008

集合知は案外正しい、ということはWeb2.0ブームになってから言われるようになった。だが、やはりこれは「案外」に過ぎないのだなと思う。特に忘れられていることは、得たい知見に対して、知見を得るための母集団に偏りがあってはいけないということだ。もちろん、この段落で言うところの「集合知」を得るプロセスを考えるに、母集団から偏りをなくすことは難しい。現実的には母集団の偏りを配慮して統計処理するなりすることになるだろう。そこを誤解すると、結構イタイことになるように思う。

仕事ではインターネットを使ったシステムを企画することがおおい。四六時中そういうシステムを考えていると、世の中全員がインターネットを利用しているような気がしてしまうのだが、それは妄想。ただ、情報化してネットワークにつなげたら便利な物がまだあることは確か。なんでもかんでもそうしろとは思わないので、そこの選択基準と、どう提案していくかがキーなのだろう。難しい。

 

p.s.試しに今日から毎日更新してみることにする。さてどうなることか。

wordpress-me 2.1.3からwordpress2.5(ja)へ移行

Posted by ゆのじ on 4月 3rd, 2008

これまでのwordpress-meが3月で公開終了となったことと、security fixが多々出ていたことにいい加減対応せねばならないこととで、表記の移行を行った。

さらに、最近あちこちで話題になっているWindows Live Writerを使うことにしてみた。ここしばらく、Macへ移行したくてしょうがない所ではあるのだが、せめてWindowsを使い続けるからには使える便利な物は全て使っていきたい。

このポストがWindows Live Writerでの初ポストとなるが、割と使いやすいので今後しばらくはこれをメインにしてみようと思う。

面倒なのはデザインだ。元々使っていたデザインも変更したいと思っていたので良い機会と捉えて変更する予定。しばらくはこのデフォルトテーマでお許し頂きたく。

longtime no see.

Posted by ゆのじ on 1月 29th, 2008

復活のチャンスを考えているうちに長く開いてしまったが、また記述を加えていきたい。

最近の本業はもっぱらWindows上のアプリケーションを開発しているのだが、それと同時並行で仕事のアンテナをのばす作業や調査、試作を行っている。先日はLUNARRの高須賀氏とディスカッションする機会に恵まれ、かなり刺激を受けた。そのこともあって、ワールドワイドという視点を強く持つようになったように思う。
そういう視点から見るとやはり国内は正直言ってIT業界にはかなり厳しい。IT業界に限らず、革新的というような事柄をビジネスにする企業には厳しいように思える。所謂SIerのような、お客様とビジネスが先に立つ形ならばいざしらず、まずネタありき、という形では全く成り立ちそうにない。既に成り立っているものには、十中八九裏がある。
当然、海外ならば楽かといえばそうではないだろうが、日本で言いたいことを言う、ということが内容で評価されるようになる日が来るのだろうか。個人的にはフィンランドあたりに移住することも割と本気で考えている。寒いのが苦手なので、本当に住めるのかそのうち真冬の極寒期に観光に行ってみたい。

本業の方向性は今更ではあるが、かなり明確になりつつある。当初とは相当違うものになりつつあるが、自分の最も重視していることが重視できる形でありたいと思う。今年はデザインプロダクトをいくつか発表したいところ、色々試作もしなければならない。

友人氏の会社はいったん畳むことにしたらしい。経営判断的には引くこともまた重要だ。うちはどうなのだろう。業種の方向性を本当に切り替えるタイミングで、同じようにいったん畳んだ方が良いのだろうか。それとも。

T45/2.8 on EOS5D

そういえば余談も余談。Canon EOS 5DにCONTAX Y/CマウントのTessar 45mm F2.8を付けて撮ると問題が起こるという記述をあちこちで見る。だが、EOS 5Dは今の愛機であり、Tessar 45mm F2.8はCONTAXカメラを買い始めたきっかけになるほど愛好するレンズなので、どういうことなのか試してみた。
結論から言えば、無限遠~10度回すところくらいまで、のピント位置において、後玉の周囲の黒塗り部分とミラーが場合により干渉するようだ。もっと言えば、無限遠を使わなければ問題はないし、引っかかっても変換マウントごとちょっとだけ動かしてやればミラーはリターンする。感覚的には1/10ミリ以下の干渉のように思う。
そういうわけで、本体が壊れることも覚悟の上で、私はこのレンズを使うことにした。