先週末に御苑に散歩に出かけた。持って行ったのはEOS5D(非mkII)にIndustor-50/3.5(M42)とEF TS-E90/2.8の2本。

TS-E90/2.8

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Industor 50/3.5

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何れも液晶画面で適当に処理しているので現像はいい加減。

 

ぼんやりとスナップを撮るにはやはりIndustorのような古いレンズは気軽でいい。絞り込めば十分な解像度が得られるし、設計に無理がないからゆがみも少ない。暗いけどそれは技術で十分カバーできる。

EOS5DmkIIが出て世間的にはやたらと(それこそ5Dが出たときの比じゃないくらいに)騒いでいるようだが、正直あの解像度を使いこなすだけのレンズを買うことを考えたらちょっとやそっとの出費では済まなくなる。HD撮影も、すでに5Dを持っている身からすると動画は動画カメラを買えばいい話。静止画レンズの大口径を生かした絵作りが出来ることは魅力ではあるが、やはり5Dから買い換えるほどの魅力ではない感じ。
もちろん、新規に買うにはとても良い本体だと思うのでオススメだし、5Dよりダイナミックレンジがいくらか広がったようなので、ダイナミックレンジの狭さが問題だとスペックではなく体で感じていた人には買い換えもアリなのだろう。

だが私は暫くの間はまだこの5Dをメンテして使うつもり。1駒目を撮ったのが2005/11/05だからすでに3年以上経過した本体ではあるが、買い換える予算があったらレンズを買いたい。フィルムカメラよりは重要なファクターになったものの、まだまだ本体は所詮「箱」。表現したいものに近づくには本体よりまずレンズだということを理解することが肝要なんではなかろうか。これから参入する人には是非是非「スペックオタク」にはならないようアドバイスする。

ということで今後ともよろしく頼む>5D

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