2009年になった。去年は世界的に不穏な空気の年だったし、その辺の厭な雰囲気はいまだに残っていて、いまいちrenewされた気がしない。今年は我々のような自営業/自由業のみならず、どんな職業の人でも自分自身の能力で戦う必要がある年になるのではないかと思う。我々は覚悟があってやっているからいいようなものの、会社に属している人は大変だろうと思う。重要なのは常に最悪の悲観論で考えつつ、楽観視して生きることだと思う。

年末に新しく機械を導入して、色々物作りの練習に勤しんでいるわけだが、やっていて思うのは、いわゆるIT系が得意とする「仕組み」や「コンサル」というものよりは、物(ソフトウェアじゃないもの)自体を作るほうが自分に向いているのではないかということ。どうも、やもすると机上の空論になりがちなソフトウェアより上のレイヤだけをやるというのは、地面に立っていない気がして落ち着かない。モノがあって人とのインタフェイスがありき、の上に必要なソフトウェアや仕組みの実装は絶対に必要だが、モノまで携わることのできない仕組みなんて、推測に次ぐ推測、蓄積誤差でどこに行ってしまうのかわからない。そういう仕事はそういう仕事に慣れている人に任せて、もっと人にダイレクトにつながるインタフェイスからさわれる仕事をしたいと思う。

ま、そんな感じで気負ったことを言ってみるが、無理せず身の丈で走ることが肝要なのは言うまでもない。ぼちぼち進んで行ければいいかと思う。ゆっくり急ぐ感じで。

今年もよろしくお願いいたします。

*ばたばたしていて1/2になってしまったが、1/1扱いのポストで書いている。あしからず。;-)

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