昨日の友人との会話。悪いことは重なるもんだね、という話をした。金融市場が崩壊して世界中の経済がガタガタ、そんな中に今度の豚インフルエンザ。これがある程度広がってパンデミックの様相を呈してきたタイミングで地震でも起きればロイヤルストレートフラッシュだ。相当なダメージがあることは間違いなかろう。
すでに現在の時点でいろいろな伏線はすでに張られているように思うし、そんなことになったら本当の意味で「自力で」飯を食わざるを得ない。そういう危惧に対応するため(という言い訳で財布への食費負荷を低減するためであったりもするが)、今年は随分色々な野菜を植えているし、保存の効く食材(豆の類や乾物類、缶詰類)もある程度備蓄しようと考えている。そうこうするうちに、随分出費を押さえられるようになってきた。
そんな試行錯誤を重ねつつ考えてみると、結局のところ、先進国的な文明的生活を送ろうとすることが、ちょっとした外的要因ですぐ揺さぶられるし、職が安定しなければ飯が食えないという状況を作るのかもしれないと気がついた。野菜なんて日の当たるベランダすらないというケースを除けば1日10分程度の時間を割ければ十分育つし、ポイントさえ押さえれば(株ごと収穫する手合いは育てないとか、実生から育てる方がいいのか苗から育てる方がいいのか、接ぎ木苗にすべきか、土が疲労しづらい育て方かどうか等々)元はきちんと取れる。そうやって食い物に困らない状況を作っておけば、後はわりとどーにでもなる、のではないだろうか。
そんなことを考えつつ、今日は野菜の苗を買いつつ、\380で売っていたベタに一目惚れして買ってきた。人間万事塞翁が馬と言うが、まぁ深く考えすぎても人間1人の出来ることなどたかがしれている。問題は、コトが起きたときにどうにでもできるだけの地盤を作っておくことなんじゃなかろうか。
余談。コト=悪いことのように書いたが、経験上良いことも重なることが多い物。悪いことばかり重なるように思っているのであればそれは考え方がと悲観的に過ぎるだけのことだろう。良いことも悪いこともあっての世の中、楽しく生きるなら、せめて楽観的に。
余談の余談。そんなことを言いながら、うちの分だけはF95マスクだとか二酸化塩素系殺菌剤だとかをamazonに発注した。備えあればうれしいな、というやつだ。楽観視するための地盤への投資は忘れずに。