半月ほど前に、「最近の自分の傾向を分析するに、インプット過多な時期に来ているようだ」と書いた。やっとそれが結果を出しつつあるのか、単に一杯になっただけかはわからないが、9月に入ってこの感覚が逆転しつつあるように思う。5月くらいまではアウトプット寄りだったことを見ると、四半期くらいの周期で動いているのかもしれない。
世間が景気が悪いことのあおりを受けてかどうかはわからないが、公私ともに割と厳しい状況にありながら、こうアウトプット優勢になってくると気分も良くなってくる。あわよくばこの調子で固着していたあれこれが動き出すことを願いたい所。
このところ、自分が動こうとしたり人を動かそうとするたびに、人の意志の力にかかっている慣性モーメントの大きさに閉口する。力でやってても埒があかないものだろう、合気道的に、うまく支点を作ってやってうまく向きを変えられないか、そんなことを考える。それもそれで長期の修練が必要なのだろう。急がば回れとはよく言った物だ。