夕方床屋に行ったあと、良く茶飲み話をするライターの友人とうちの会社の方向性について軽く会話をしていた。いつものちょっとした茶飲みで、普段通りであればここでの会話は脳内深くに沈んでいずれ何かのトリガになるのを待つだけであった。
だが、たまたま今日はそうならず、帰宅して一息ついたころに取引先のO社長から食事に誘われた。そこでもおもしろい話をいろいろ聞かせていただいたりしていたのだが、そんな話を聞いたりしたりしているうちに、私は現時点では「広義でのデザイン」に行きたいのだと思っていることに気がついた。ビジュアルだけではなくて、ファンクション、プロセス、ライフサイクル、ライフスタイルまで含めてのデザイン。そしてポイントは自分が使いたいようなものを作る、ということ。これまで長く「物」の作り込み、良い物を長く使うということにこだわり続けてきたことは決して無駄にはなるまい。
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今日の気づきを分析するに、人と会話することによって自分の意識を削りだしていくと、よりシャープに方向性を理解することが出来るということなのだろう。一人でうんうん唸っているよりは人とディスカッションするほうがよほど効くということが改めてわかったのであった。良い友人知人に恵まれたことに本当に感謝したい、と共に、いいタイミングで誘っていただいたO社長、ありがとうございました。
O社長は面識ないけど、刈り入れるのが上手な人のようだね(さすがに社長だけあって?)。
逆に、こちとら適当にバラ蒔くばかりで、o社長のように結果を出すのは得意じゃない。
ゆのじの周囲にいる人々は多様性があるから、総合的に良い影響を受けているのだと思う。
Left by y on 10月 28th, 2009