階段を上りきった先にはおいしい実がなっているのか ここしばらく、物を作ろうというモチベーションが高まっているので、ずいぶんと調べ物を続けている。そこでわかってきたことは、やろうとしたことは大抵可能だということ。

もちろん、何でもかんでも今すぐ出来る訳じゃないのだが、必要なのは自分自身のそこに集中する熱意と、ある程度の予算とリスクを取るということだけ。それは結局普通のビジネスと変わらない。なので、後はどこにコミットするのが楽しいのかということだけ。

世の中に、絶対に必要な物、というのは全て存在している、という確信に近い思いがある。だから、新しいジャンルはライフスタイルとセットで提案されてくる。
しかし、うちの方針からしても、「生活を豊かに」といいつつ浪費を増やしてもらうのは性に合わない。だから、今現在存在しているジャンルで、オリジナリティを持った物を作って、買った人には長く(それこを何十年と)使ってもらえるような提案が出来たら、それが理想的なスタイルになると思う。
もちろん、全ての物を作るわけにもいかない。まずはどのジャンルからどのように進めていくか。よく考えていきたい。

そういえば、しばらく前の新年会で、我々の作りたい物は割と芸術品、工芸品に近い方向なのだろう、という会話をしたことを思い出した。そういった方面でも食う方法はないのかとよく考えている。
どちらにせよこれからの時代、そうそううまく儲け話があるとも思っていない。必要十分な実入りがあって、自分の好きなことをするのが夢、と良く言うが、自分の求めたい方向の仕事をしつづけることが、実は必要十分な実入りを得るためのキーなのではないか。鶏が先か卵が先か、どちらを先と考えるかで世界は大きく変わってくるのではないか、どうか。

 

ミーハーなことにマイケルジャクソンのTHIS IS ITのBlurayを発注していたが、届いた。映画館では最終日に1度見ただけだが、BDはすでに3回ほど見た。あのBlurayには芸術品や工芸品を作るためのヒントが多くあるような気がしてならない。元々音楽には詳しくないし、マイケルジャクソンのファンというわけでもないが、ヒントは多い。

iPadも出た。あれは使い道が多そうな気がする。

まずは一歩ずつ。

Something to say?