ここ半月くらい、部屋の掃除を本格的に行っている。その間に出たゴミの量は燃えるゴミ、燃えないゴミともにそれぞれ10袋は下らないし、資源ゴミとして出した本や雑誌は1mを超える。どれだけ過去の遺産を引きずってきたかがよくわかる。
とにもかくにも、片付かないことには自分の仕事効率が低いだけでなく、うちにバイトに来てくれている人のモチベーションも下がってしまう。そこで打ち出した方針は、「いらないものは捨てる」だ。
これだけでは当然の話で、それが出来れば苦労はしない、のだが、うちはその壁を突破するためにScanSnapを導入した。いわゆるドキュメントスキャナ(オートドキュメントフィーダから読み込ませることを前提としたスキャナ)なのだが、紙資料で原本保持の要求がないものに関しては、判断せずすべてデータ化して捨ててしまうことにした。これなら捨ててしまうことに対しての気持ち的な負荷も低いし、どんどん捨てられるから気持ちいい。
それに加えてずいぶん前に買った大型の裁断機があることも幸いした。普通紙にしておよそ300枚~500枚ほどを一発で(トランジスタ技術を2冊半、無理すれば3冊を一度に)裁断できるもので、これで雑誌の背を片っ端から落としてスキャンするわけだ。
ある程度片付いてきた結果、いくつか棚を新規に導入した方が良さそうだ、ということと、クローゼット内にある過去の遺産も片付けねばならないだろう、という次へのロードマップが見えてきた。
部屋掃除はまだまだ続く。