震災後、どうも思考が先ばかり見たがって手元がおろそかになりがちで困るのだが、そういう中でちょっと思いついたことがあるので書いておく。
昨今、ネットの繋がりでもって仕事が出来るパターンが増えてきているように思う。そういう中で、数人程度の個人(法人も含むけど数人程度はほとんど個人と変わらないね)の繋がりで、面白いものって作れないかなと思う。もちろん、そういうパターンで出来るプロジェクトは、トラックナンバー(*1)が1だったり、確実に首根っこを押さえていない関係で(*2)、人様の大事な大きなプロジェクトを請け負うとしたら相手にも相当理解いただかないといけないのだが、自分らが楽しんで自分らが楽しいモノを作って、共感を持ってくれる人に適切な利益を乗せて譲るという格好だったら何とかならないだろうか、と。もちろん、パソコンだけ睨んでデータだけで云々するならいざしらず、モノを作るとしたら実際にお金もだいぶ動くし、全く知らない赤の他人にお願いするのは怖いんだけど、その辺はtwitterのようなふわっとした繋がりの延長で、なんとかならんかなぁ。
本当に自分が欲しいからプロジェクトに参加してる、というモチベーションが根っこにあれば、そう居なくなることもないんじゃないかと思うのだけどね。
大儲けすることよりは、流動しつつ長く持続することに興味があるこの頃。
(*1)トラックに何人轢かれたらそのプロジェクトの遂行が難しくなるかという乱暴な値。その人しか出来ない、というパートがあったらトラックナンバーは1になってしまう。
(*2)大きい会社は何故か成人が就職するにあたっても身元保証人を求めるのがナゾすぎる。端から労働者を信用してないという態度になるうえ、何か起きたらほんとに保証人に何かさせるのか?させたという話すらほとんど聞かないのに。そんなことをするくらいなら普通に保険に入っておいた方がなんぼかマシだろう。