賛否両論ある、SSDへのデフラグだが、今使っている環境であまりにプチフリらしい挙動を示すことが多くなってきてきた。そういうファイルに書き込み続けることはフラッシュメモリの構造や書き込み方法を考えると大変よろしくない。我慢しつづけるとてきめんにSSD寿命を縮めてしまいそうだったので、ついにデフラグを実施することにした。ちなみに、使っているSSDはSAMSUNG MMDOE28G5MPP-0VAという128GBの物。S.M.A.R.T.情報によれば、電源投入回数が132回、使用時間が2745時間となっている。購入したのは2009/04/15だから半年弱、デフラグをかけずにフルに使っていたことになる。
デフラグをかけるのに使ったソフトは、SSDのデフラグ試験によく使われているPiriform Defragglerの最新版(v1.13.155)。起動してファイルのフラグメント状況を見てみると、もっともフラグメントが進んだファイルで数千個(ファイルサイズは数GB程度)の断片になってしまっている模様。容量としても、全部でおよそ100GB中、25GBほどが断片化したファイルとなっている。HDDを使っていたころはまめにデフラグしていたので、それを思うと考えられない数値だ。
・・・デフラグには恐ろしく時間がかかった。放置していたので正確な時間は確認していないが、4時間近くかかったのではないかと思う。
結果、大変快適だった導入直後の環境が戻ってきた。変なタイミングでフリーズすることもほぼ皆無。大変すばらしい。
教訓:SSDでもたまにはデフラグすべし。