コトは重なったりするもの

Posted by ゆのじ on 4月 27th, 2009

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昨日の友人との会話。悪いことは重なるもんだね、という話をした。金融市場が崩壊して世界中の経済がガタガタ、そんな中に今度の豚インフルエンザ。これがある程度広がってパンデミックの様相を呈してきたタイミングで地震でも起きればロイヤルストレートフラッシュだ。相当なダメージがあることは間違いなかろう。

すでに現在の時点でいろいろな伏線はすでに張られているように思うし、そんなことになったら本当の意味で「自力で」飯を食わざるを得ない。そういう危惧に対応するため(という言い訳で財布への食費負荷を低減するためであったりもするが)、今年は随分色々な野菜を植えているし、保存の効く食材(豆の類や乾物類、缶詰類)もある程度備蓄しようと考えている。そうこうするうちに、随分出費を押さえられるようになってきた。

そんな試行錯誤を重ねつつ考えてみると、結局のところ、先進国的な文明的生活を送ろうとすることが、ちょっとした外的要因ですぐ揺さぶられるし、職が安定しなければ飯が食えないという状況を作るのかもしれないと気がついた。野菜なんて日の当たるベランダすらないというケースを除けば1日10分程度の時間を割ければ十分育つし、ポイントさえ押さえれば(株ごと収穫する手合いは育てないとか、実生から育てる方がいいのか苗から育てる方がいいのか、接ぎ木苗にすべきか、土が疲労しづらい育て方かどうか等々)元はきちんと取れる。そうやって食い物に困らない状況を作っておけば、後はわりとどーにでもなる、のではないだろうか。

そんなことを考えつつ、今日は野菜の苗を買いつつ、\380で売っていたベタに一目惚れして買ってきた。人間万事塞翁が馬と言うが、まぁ深く考えすぎても人間1人の出来ることなどたかがしれている。問題は、コトが起きたときにどうにでもできるだけの地盤を作っておくことなんじゃなかろうか。

余談。コト=悪いことのように書いたが、経験上良いことも重なることが多い物。悪いことばかり重なるように思っているのであればそれは考え方がと悲観的に過ぎるだけのことだろう。良いことも悪いこともあっての世の中、楽しく生きるなら、せめて楽観的に。

余談の余談。そんなことを言いながら、うちの分だけはF95マスクだとか二酸化塩素系殺菌剤だとかをamazonに発注した。備えあればうれしいな、というやつだ。楽観視するための地盤への投資は忘れずに。

Y150内覧会

Posted by ゆのじ on 4月 24th, 2009

本日はメンテナンス

友人M氏よりY150内覧会のチケットが余っているとのありがたいお言葉、一緒に連れて行ってもらった。目当てはもちろんラ・マシンのレ・メカニック・サヴァント
だが結果は上の写真の通り。大変遺憾であったが、写真を何枚か撮って満足することにする。

遺憾ながら他の出し物も一通り見てみることにしてあちこちをぶらついてみると、開国150周年とあって、あちらこちらからペリーの物真似らしき怪しい外人訛りの日本語が聞こえてくること聞こえてくること。大昔に流行ったコレを思い出してしまってしょうがない。肝心のコンテンツは、設備系にお金を投げ込みすぎて予算がなかったのかいまいちな物が多い感じ。それに加えて、イベント開催場所があまり広くない複数の会場に分散されてしまっているせいで密度も低い印象を受けた。

割とがっかりしながらも、端っこのほうのNISSANブースにはスーパーハイビジョンシアターがあるというので行ってみる。確かにスーパーハイビジョン(7680×4320ピクセル)は恐ろしく綺麗だったが、どこかでこの話を聞いたことがあるような気がして検索してみると、2005年のNHK放送技術研究所の出し物ですでに出ている物。これのコンテンツ焼き直しが今回のシアターとなるようで、新しい物感はあまりない。
ハイビジョンシアターの後は自動的に(途中で抜けられない!)NISSANの広告用映像を座って見るコーナー。NISSANの夢物語が延々と語られるが、そのコンテンツの裏には企業利益があからさまに見えすぎていて、見ていて気持ち悪くなる。子供向けということらしいが、ああいうコンテンツを子供に見せていくことで子供から思考能力を削り取ろうということなのか。企業姿勢に疑問を感じる。
その次は自動的に(これも途中で抜けられない!!)木の葉形状に切り抜かれた薄紙に自分がエコロジーに貢献すること、を書くコーナーへ。エコロジーは大切だと思うが、そもそもごく一部の車を日常的に使う人をのぞけば、首都圏における車エコロジーは「買い換えないで大切に乗る」ことだと思うし、そういう観点からすればNISSANのやっていることはエコじゃなくエゴ。そう考えると何も書く気がせず白紙投票することにして会場を後にした。
木の葉状に切り抜いた紙の残り滓の行方を考えてもエコなのかエゴなのか大変疑問だし、全体的に質の悪いプロパガンダだと思う。

その後気候も良かったので、フラフラと散歩しつつ秋葉原へ出て久しぶりにジャンク屋巡り。随分前からリチウムイオンのRCR123だとかを売ってる場所を探していたのだが、なんと秋葉原だとジャンク屋で扱っていたことを知る。ヤフオクで買うしかないかと思っていたのでこれは大収穫。やはりまっとうな店だと扱いのミスで火災にもなるリチウムイオンの生セルは怖くて売れないということなのだろう。充電器ももちろん売っていたので、今度買うつもり。

なんというかその。日頃運動不足の私には大変いい運動になりました、天気も良かったし。というオチであった。でもレ・メカニック・サヴァントを実際に見て大きさを感じて機構をよく見ることが出来たのは収穫。ありがとうございました>M氏

HDDをSSDに換装

Posted by ゆのじ on 4月 15th, 2009

メインマシンのThinkPad T60のHDDが時折普段と違う音を立てるようになってきたことと、SSDが安かったこともあり、換装することにした。SSDはプチフリーズの報告のほとんど無いSAMSUNG MMDOE28G5MPP-0VA。オリオスペックで\28,800だった。少し前にOEM品でもっと安く出ていたらしいが致し方ない。

換装は以前と同じようにGParted Live CDから起動して、、と思ったのだがこれがうまくいかない。試した手順は、1)USBにSSDをつないでLiveCDから起動、2)SSDにHDDと同じサイズのD2D領域が残るようパーティションを分割、3)HDDのD2DからSSDのD2Dへ複製、4)IBM謹製のMBR書き換えユーティリティでMBRを書き戻す。これで駄目で、OSが見つからない旨のエラーが起きる。

今回は時間がなかったので、Acronis TrueImage10Homeの試用版をダウンロードしてきて、HDDクローニングすることで対応したが、正しい複製方法があるのであれば知りたいところ。出来ればFAT32領域を作ってDOSから起動してごちゃごちゃする類ではない方法で。所詮HDD、必要な領域さえ複製すればどうにかなるはずなのだが・・・。

移行した結果、まだ数日しか使っていないが大変快適になった。Windowsのアプリケーションによくある、瞬間的な(0.5秒とかそれ以下程度の)待ちがなくなり、どのアプリケーションもPCを買い換えたかのようにサクサク動く。本体を買い換えるより遙かに低いコストで延命が出来ることを考えたら安い買い物であった。機械があれば是非おためしあれ。