NAS壊れる

Posted by ゆのじ on 3月 20th, 2009

LANDISKテンポラリ運用

購入以来、延々安定して動いていた、IODATAのLAN DISK TERA(HDL-GT1.0)だが、今日気がつくと電源落ちている。電源ランプを押してもうんともすんともいわないので、恐らく壊れたのは電源だろうとあたりをつける。

開けてみると使われているのはごくごく普通の電源(*1)だったので、手近にあったENERMAXのATX電源を繋ぐと何事もなかったかのように動き出した。こういうときに中身が汎用品で構成されていることは大変ありがたい。念のためアクティブリペアをかけて問題がないことを確認、データが無事なことを確認する。

そういえば、電源を取り替えた後、何か違和感をおぼえていたのだが、それはその騒音だということに気がついた。静かすぎるのである。
以前からこのNASは五月蠅いと思っていたのだが、どうやら五月蠅いのはHDDよりも電源だったらしい。それが、たまたま静かなことで有名だったEnermaxの電源に変えたことで顕在化、違和感となってあらわれたのだろう。最近はデスクトップ用ACアダプタというもの(大容量のACアダプタにDC/DCコンバータがセットになったような商品)もあるようだし、これを機会に静音化に取り組んでみようかと思う。

つくづくこの手合いが壊れたときに痛感するのはバックアップのバックアップをどうするかというところ。大きく予算をかけられる部分でない限り、DiskToDiskでやるしかない。今やギガバイト単価で7円台にまでなっている。データを失うことを考えれば、生DISKの数本など安い物だ。後の祭りとならないよう、対策を考えようと思う。

(*1) EnhanceのENP-2322Cという製品。FLEX-ATX/TFX12Vという規格に準拠した製品のようだ(追記参照)。同じ物は手に入りづらいが、コネクタが若干余計に付いていることを気にしないのであれば秋葉原あたりでも手に入る模様。

余談:
膨らんだコンデンサ(全体) 膨らんだコンデンサ
壊れた原因を調べるべく分解してみた。昔嗅いだことのあるにおいがすると思ったら、一番でかい電解コンデンサが膨らんでいる…。ノイズだらけになって他の物が壊れる前に電源が壊れたのは良かったというべきか。。

追記:
電源の寸法は81x150x42(実測値/単位ミリ)であったことを追記しておく。一般的なFLEX-ATXやTFX12Vだと82x191x43だったりするので注意が必要だ。

Posted by ゆのじ on 3月 19th, 2009

あさひ

色々していて気づいたら朝になる。

ふと、自室から朝日を新宿の高層ビル街越しに見ることが出来る、と人と話していたことを思い出しておもむろにカメラを持ち出して撮ってみた。EOS 5D/SIGMA MIRROR 600mm F8、ノートリミング。

ちょっと木やら電線やら八木アンテナがかぶるが、東京都庁の象徴的なシルエットが浮かび上がる。

今日もまた一日が始まる。オチなし。

D級アンプを買ってみた

Posted by ゆのじ on 3月 14th, 2009

先日、BOSEの125ペアを買ってもらえることになったので、TangentのA-50というアンプを見た目買いした。が、個体差かどうかはわからないが下の一番左、真ん中、のようなノイズが乗ってしまっていて、五月蠅い曲ならまだしもクラシックなどは聴くに堪えない感じであった。ボリュームを変えてもノイズレベルは変わらない。自動ミュートが働くと右のような感じに減衰し、耳に聞こえるレベルのノイズはなくなる(この件、もし原因がわかる方がいらっしゃったら是非コメントで教えていただければ幸いである)。なお画像がちょっと違うのはオシロの設定のせい。

002  001 000

そこで蓋をあけてみると、パーツパーツはそれなりのものを使っているのだが、実装が酷い。小さいコンデンサが片っ端から浮いていたり、トランジスタが斜めに刺さっていたり。さすがにパワートランジスタはきちんと止まっていたが、それにしたって実装はかの国かと思ってしまうほど。構成自体はかなり一般的なトランジスタアンプだったのでいずれ修理してしまうつもりではあるが、その時間が取れるのはそれなりに先になってしまいそうで、そこまでのつなぎが欲しい。

そういうわけで暫しヤフオクを漂った後、見つけたのがTopping TP-10 MkIIというD級アンプだ。ヤフオクに書いてある内容を見ると、Tripath TA2024Cという石を使っているとのこと。画像を見ると割と悪くない部品を使っていることと、基板があまり安っぽく見えなかった(OLIMEXレベルは超えているように見えた)のと、小さいのと、ということで購入決定。本体と送料と、ACアダプタ(これは買わなくても良かったのだがACアダプタのプラグが不明だったので面倒だったから同時購入)で7600円ほどであった。

到着まで暫くかかるとのこと、色々調べてみるとこれはどうも中国製、というよりは中国のガレージメーカが作っている品物らしい。色々と調査された方のページにはずいぶんと調べられた形跡があって、大変参考にさせていただいたのだが、出元は中国の深圳市ということらしい。
こちらの方の場合は発送より8日で到着とのことだが、私の場合は3/1 21:54に発送したとの連絡があってから、3/10 7:43に成田国際交換支店/局に到着、通関調査待ち、3/11 10:09に成田国際交換支店/局から発送、3/11 16:46に最寄り支店へ到着、3/12夕方に自宅着となった。EMSトラッキングシステムの都合で、日本に到着するまでトラッキングが追えないのでドキドキするが、ちょっと暢気に待つのが海外との取引のコツ。

届いて早速音を聴いてみると、かなりクリアな印象を受けた。低いところから高いところまで癖無く出ていて、小さい音まで明瞭な感じ。低い音量のときのギャングエラーも殆どわからない程度だし、文句なしだった。ノイズもスピーカに耳を付けるくらいしないと聞こえないレベル。
もっともこの辺は聴く人の耳にもよるし、何よりスピーカによる部分が大きいだろうから、気になるのであれば安いのだし買ってみるのが良いと思う。

久しぶりに安物買いで銭失いではない買い物が出来た。