こちらの方のコードをヒントに書き直して、メール送信に代替アクション、ということまで正しく出来ることを確認してしてみた。どうやらgoogleでもそれっぽい記事がないのでポストしておく。

といっても、sfMail、phpmailer等の各クラスをざっと見たところ、initialize#sfMailを呼び出してくれないというケースがあるので、__construct#sfMailをoverrideするように書き直しただけ。ひとまず技術メモのページにページを作った(こちら)ので必要な方はお持ちいただければ。

念のためdisclaimer、本ソースを用いて何が起きても私は責任を取りませんので、責任問題になりそうな用途で使うときはご自分で十分にチェックのほどを。

Luxo LillynaのLED化

Posted by ゆのじ on 6月 2nd, 2007

今使っているLuxo Lillynaが色温度が低くて、ということを数日前のポストで書いた。今はかなり忙しいので手が出ないのだが、これの玉をLED化することを考えてみた。

まず、玉の仕様はG4口金のローボルテージハロゲンランプで、12V/20Wのものだ。記載はLEUCI L.P. 12V 20W ITALYとある。G4口金というのは、間隔が4mm、ワイヤ太さが0.7mmの2端子のもの。あれこれ調べてみると、同一スペックのランプは大抵色温度が2,900K程度、全光束は300lm程度のようだ。この製品はまともなリフレクタがついていないので、前方へ照射される光束はこの2/3程度だと思われる。

この程度のパワーがあるLEDは、Lumileds社のLuxeon K2あたりが妥当だろう。スペックは白色で140lm、6,500Kとあり、スポット光になるLEDの特性や色温度を考慮するに、これで十分置換できるものと思われる。

購入は、ちょっと調べただけだが、ここあたりで可能なようである。

あとの問題は電源。12V/20Wということは、1.67A程度の出力しかとれないが、Luxeon K2の最大定格が3.85V/1.5Aなのだ。安全率を考慮するとギリギリのようにも思うし、そもそも馬鹿正直に抵抗で8.15Vもドロップしようものなら12W以上の熱が出てしまう。何らか(DCDCコンバータやら)の制御回路を組み込むことは必至だろう。あの小さいスペースに組み込むいい方法があったか、いまいち記憶にない。いざとなったらmaximあたりのドライバICでどうにかなると良いなと思うのだが。

さて、仕事再開。

気分と筆記具

Posted by ゆのじ on 5月 30th, 2007

とりあえず机の上にあった筆記具気分により筆記用具を色々変える。机の上を片付けたところで一カ所にまとめることが出来たので並べて写真を撮ってみた。

今使っているものだけで右の写真の通り。手前からLAMY Accent(万年筆/MONTBLANCのBlueblack)、CARAN D’ACHE(ボールペン/両方黒)が2本、FARBER CASTELLの芯ホルダ、昨日買ってきたKOH-I-NOORの芯ホルダ、STEADTLERのREGシャープペン、ものすごく古いSHEAFFERの万年筆(どこのか不明/Blue)、NAMIKI(Pilot) キャップレス万年筆初代(Pilot/Blue)、ペリカンデモンストレータ(万年筆/SHEAFFER Gold)、PARKERの万年筆(Penman Ruby)。

一番使用頻度が高いのは手前の2本で 、ほぼ常時持ち歩いている。昨日SCOSにて買ってきた(正確には買ってきてもらった)コヒノールの芯ホルダは、ここしばらくクリエイティブな、あれこれ絵を描いていた方が効率が良さそうな作業が増えたため。これでざくざく絵を描きながら進めたいと思って手に入れた。その他色々もそのときそのときで思い入れがあったり必要に駆られたりして入手したものばかりだ。

これらはその時そのときでもっとも気分に合っているものが使われる。何を基準にしているかは一言で説明しづらいが、ペンの滑り、というところが大きなポイントであるように思う。脳の速度に合わせて筆記具を選ぶと、脳も手も余計な待ちをすることなく、紙上のイメージと脳の間がをスムーズにやりとりできるように思うのだ。集中力が最高に高まって最高の状態になっているときには極力ロスは減らしたい。

確かに100円のボールペンでも「筆記する」という目的は達成できる。だが、目的を達成するだけでなく、その過程も十分に楽しんで、良い結果を出したい。そのためには道具には予算を惜しまず良いものを使うことが重要に思う。

# 同様に描かれる対象である紙にも色々と思い入れがあるのだが、これはまた後日。