オリジナルマインドのhakuというCNCフライス機を導入した。本体組み立てに1日、電装系組み立てに1日程度で組み上がったが、制御基板(QUATTRO)の初期不良と思われる問題で1週間程度待たされることとなって、やっと稼働確認を始めることができる。

稼働確認として、t=3mmのガラス色アクリルからオリジナルマインド提供の歯車を切り出してみた。エンドミルはオリジナルマインドの超硬エコノミースクエアエンドミルの2mm径。切削速度はデフォルトのままF480、潤滑油類はつかわずドライ条件。

目的は機材の性能調査なので、切り抜くことはせず厚みの2/3に相当する2mmだけ彫り込む形にしたが、切削した面は下記のような感じになった。参考のため、大きい画像をリンク先においておく。

IMG_8782

0.1mmずつ20回に分けて切り込んでいるが、その切削パスごとの段差がこの拡大率でも見えないくらいの精度が出ている。自家作業には申し分ない。他の箇所で一部だけ引きずったような跡が残っていたが、切り子をまじめに除去しなかったために切り子を巻き込んで傷が残っただけという感じで、恐らく機械のせいではない。

次の課題は3D CADのデータを出来ればMeshCAMを使って処理、切り出すことを始めたいのだが、微妙にMeshCAMがバグっぽい。MeshCAMが使えないと安価なソフトでどうにか出来る世界を超えてしまうので悩みどころ。

色々試したらまたレポートしたい。

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