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物作りをしていると、どこまでを作るか、ということで良く行き詰まる。完全に、といってもどこからが全てかわからないが、とりあえず素材しか買わない、というレベルからやるのも趣味では楽しい話だが、仕事では無駄が多すぎる。だが、製品を買ってきて製品を売るのはちょっと違う。じゃぁどこまでを作ればいいのだろう、と悩むわけだ。

一番大切なのは、その物の持つゴールなのは言うまでもない。そのなかで、その物の特徴となる部分だけ、一歩踏み込んで作るくらいがいいのではないかという気がしている。

 

物作りをしていると、どの部品を使うか、ということでも良く行き詰まる。完全に、といってもどこまでを完全というかわからないが、機能的に同じという部品は実は数多く販売されているのもまた事実。だが、どれを使っても同じ、ということとはちょっと違う。じゃぁどれを使えばいいのだろう、と悩むわけだ。

一番大切なのは、ユーザインタフェイス、つまり人が触れるところになるだろうということは容易に想像が付く。他の部分は信頼性や価格を気にしつつ、まずはその物を触ったときにどんな感じになるか、サンプルを山ほど取り寄せたり買ったりして考える必要があるのだろうなという気がしている。

 

物作りにはどれだけ知識があっても足りない。自分の知識だけでまかなってしまおうというのは愚の骨頂、欲をかきすぎだ。いかに知識を持った人と一緒に動いて、1+1を2ではなくもっと大きくしていくか、がポイントになるのだろう。

ゆくゆくは、こだわりたいポイントだけに注力して物作りを出来るようになりたい。

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