コペンハーゲン。ヘルシンキだけで厭きたら嫌だなと思い、北欧都市の中でストックホルムとどっちにしよう、で何となく選んだだけの街は、びっくりするほどテーマパークのような建物が並ぶ国だった。
特に観光地巡りをしたいわけではないのだが、中央駅の隣にあるせいで嫌でも目に入るチボリ公園。そういえばしばらく前に倉敷を訪れていたのだ。恐るべしチボリ縛り。
こうやってみてみるとヘルシンキより太陽が強い。だが、やはり日陰は寒い。窓の大きさで家賃が決まってしまいそうな気がしてしまうほどに。
心なしか花も鮮やかに見える。
堀に沈んでいた謎の像。後から銘をちゃんと読んでみると、AGNETE OG HAVMANDEN(アウネーテと人魚の男)と書いてある。 この人の作品なんだろうか(詳しくないので良くわからず。)
とにもかくにも明るくて水が綺麗。そして水辺が多いことが印象深い。確かに倉敷の人がチボリを引っ張りたくなる気はわからないでもない。もっとも、規模が全然違うのだけれども。
そしていきなりこんな風景が現れる。テーマパーク過ぎる。ここの人たちはどういうビジョンをもってこういう街を作ったのだろうか。
そしてこんな尖塔に上ってみる。これで高さ80メートル弱あって、しかも木と煉瓦。もちろん細かいところに補強は入れたりしていると信じたいが、それでも風で揺れる揺れる。
この街は高い建物がきわめて少ない。そのせいで遙か遠くまで見渡すことが出来る。オレンジの屋根を基調としつつも、色彩が鮮やか。
そして観光地Nyhaun。ただの入り江なんだが通り沿いはずっとオープンカフェのようになっている。そしてこういう人が何人もいて、音楽を演奏していたりする。
そしてMarmorkirken。こちらの国は相変わらずパイプオルガンは巨大すぎる。ここを見てぼんやりと外に出ると何故か馬。
後で知ったのだが、現女王のMargrethe IIの誕生日が翌日に控えていた。おそらくその予行的なものだったのだろう。ちょっと驚いた。
こうやってみるとやはり緑が濃い。
・・そして長くなったのでこのあたりで一旦休憩。本当はこれに+1日で終わるはずだったのだ。本当は。