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ガイガー管用の高圧回路をさらっと組んだが、すでに実験されている方々がやたらと高い電圧をかけていることに驚く。

この管(SI-3BG/СИ-3БГ)の場合、Working Voltageは380-460Vで、プラトーが80Vとある。つまり原則この電圧で駆動させないと安定した結果はだせないのではないだろうか。プラトーについてはこちらが詳しい。

もちろん、なにぶん古い物なのである程度は調整してやらないと動かないというのもあるが、すくなくともうちで手配した管をいくつか抜き取って試した限りでは、いずれもスペック通りの電圧で何らかの放射線を検出することが確認できた。ただし、それは後述するランタンマントルを用いた場合のみ。バックグラウンドやウランガラス程度の微弱な線源では1分たっても1パルスも入らないこともある。壊れてるのかの判断に悩むことになるので、試す場合は線源もきちんと用意しておくことをおすすめする。

抵抗値はWorking Currentが15-20uAなので、400V印可するとして20MΩ程度が都合が良かろうと思うが、ちょうど手持ちに10MΩしかなかったのでそれで代用している。後日手配の予定だ。

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さて。大抵この手の物を作るときに問題になるのは線源なのだが、この小さい管の場合、ウランガラスではほとんどバックグラウンドと変わらない。すくなくともちょっと動かしてわかるほど有意な差はでてこない。そこで追加で調達していたのがキャンプ用品のランタンマントルで、それがやっと届いた。

最近のランタンマントルはどうもトリウムを含んでいないらしいので、買ったのは相当なアンティークのColemanのもの。ある方の調査によると、「はかるくん」のセンサ部分に密着させると0.7uSv/h程度の放射線が観測できるらしい。実際、SI-3BGにおいてもバックグラウンドと明らかに異なる多くのパルスを観測することが出来る。

 

おおよそ実証実験が出来たところで何らかの使いやすい形にまとめていきたい。

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