時間は常に進み続けるものではあるけれど、その動きが感覚としてわかるときがあるのではないかと思う。

その実感を強めざるを得なくなったのが今年。時代を変えるような人間が何人も死んでいき、災害は世界中で何百年に一度何千年に一度規模のものが起きている。所詮人間の所業など戯れに等しいと言うことかもしれない。100年先を見据えた政治が出来る人物が出てくればと思っているものの、それは実は自然現象、ひいては物理学に刃向かうということなのかも知れない。だからといってそれを諦めては人間が人間たる部分を失いかねない。面倒な話だ。

そんな中でも自分はそれなりに食わねばならないのは事実。どこかの成り上がり企業のように貧者を騙して金を吸い上げるようなビジネスはしたくないし、身の丈を超えた贅沢をしようとも思わない。ただある程度ちゃんと飯が食えて、ストレスの少ない生活が出来て、自分の作り出したものによって他の人がそういう生活を得られれば、だいぶ幸せなんだろうなと思う。

忙しすぎて仕事以外には息抜きにこういうことを考える程度の余裕しかないのだが、あと半月もすればこの忙しさは抜けるはず。そうしたら半月ばかし考えにふけるのも悪くなかろうと思う。

さて、今年はこの程度で済むのだろうか。

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