かっこいいITベンチャー、なんかにはあんまり興味はないものの、やはりうちでも何らかのサービスを立ち上げてみたいと日々思っていることは間違いない。日々流れてくるポストからは新しいサービスが立ち上がったの転けたの、読むネタに事欠く日はない中、何かネタはないのか常に探し続けている。そんなポストをずっと見ていて思うのは、やはりITは「やってみて考える」がまだまだ可能な業界なのだな、ということ。

通常であれば、どんなアイデアであれ形にして世に問うことが出来るほどの規模で展開しようとおもえば、営業、流通や販売、サポートまで含めてものすごいリソースを必要とする。これが良い意味でも悪い意味でもハードルとなっているわけだが、IT業界に限って言えば、このいずれも殆ど不要で、重要なポイントは、そのアイデアが「面白いか」「良さそうか」の2つの条件を満たせるかにあると思う。このいずれかさえ満たせば、そのアイデアは立ち上げることが出来る。マネタイズの問題は追っつけ出てくるが、それはそれ。他社サービスと一緒に何かするなりすればいいし、そういうことが言えるのがIT業界の強みなのだろう。今のところ。

問題はそのアイデアをどう思いついて形にするのか、ということになるが、最近のネタを見ているとどうも奇抜な誰も思いつかなかったアイデア、というよりは既存のアイデアに毛を生やしているものが多いように思う。問題は、そのコアになるアイデアを世の中から拾い出して、どう毛を生やすのか、ということなんだろうなぁ。贅沢を言えば、うちの猫みたいに毛がいっぱいなもふもふな感じのサービスを作りたいなぁと思う。

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