昨年は大変な年だった。今年はどうなるだろうと1年先まで考えるいいタイミングなので色々と考えてみた。
正直景気はそう簡単には上向かないだろう。というより、そろそろ資本主義の歪みが限界を迎えようとしているように見えてならない。ネズミ講が駄目な理由は倍々ルールで子を増やしていったら破綻するから、なのだが、それと全く同じ状況を推し進めてきた結果、一般社会も同じ格好になってしまっている。わたしゃ専門家じゃないのでこのまま進んだ結果どうなるかは知らないが、ここで破綻しても無理して引っ張っても、どうも自分の生きている間に破綻を見るんじゃないかという気がしてならない。
まぁ正直なところ、だからどうしたという話なのだけど、そういう流れに乗ってしまっていることを頭の片隅におきつつ流れに棹さして進んでいけば、なるようになるだろうと思っている。嫌でも逃げられない以上しょうがないし、宗教じみた話には興味がない。それに人を騙すような商売をしたいとも思わないしね。
そういう読みの上、今年は去年1年かけて手を広げたネタを育てる年としたいと思っている。正直去年は手を広げすぎた感がある。面白い繋がりも出来たが、不本意な結果に終わった物も多かった。そういう反省を生かして、去年蒔いたネタを育てて、面白いものを生み出していく年にしたい。
そういえば毎年恒例の初詣、近所の多分氏神様だと思われる神社に行った。そこでお札を買いつつおみくじを引いたらこのような事が書いてあった。
望用何愁晩 望みごとおそきとて何もあんじ うれうるまじきとなり
求名漸得寧 しだいしだいに名をあげんと思えばこれよりやすきことをうべし
雲梯終有望 雲のかけはしのような出世のよき手がかりができるべし
帰路入蓬瀛 帰りみちに仙人の宝の山に入りつねにたのしむべしとなり
前途は明るいじゃないか。前向きにノンビリやっていこう。
今年も1年宜しくお願いいたします。