jambox

apple storeの初売りでjawbone JAMBOXがなんと6000円引きというのを見つけてしまい、購入。なんとUSアマゾンから買うよりもさらに安い。この手のスピーカはあまりリサーチしていなかったので対抗馬が何になるかはわからないが、ちょうど似たようなコンセプトのように思えるboseのsound link wireless mobile speakerの音と外装にがっかりしたところだったのでわくわくしながら発注して、翌日発送、4日に到着した。

jawboneの製品を買うのは初代jawboneを海外から買ってから2つめ。相変わらずパッケージまできっちり作り込んでいて好感が持てる。充電とファーム更新、設定変更はすべてUSB経由でコネクタはmicroUSB。長いUSBケーブルと短いUSBケーブルが付いてきているのがうれしい。付属ケースはちょっとちゃちで起毛紙みたいなぺらぺらの布ケースなので、ケースを使うなら別途手配したほうが良さそうに思う。

このサイズでこの音が出るのはboseとこれだけという話は聞いていたのでさっそく音を出してみると、本体が震えるほどの低音。最初のうちは低いところがいまいち出きっていない感じだったが、一日鳴らしていたらさらに自然に低い方まで出るようになってきた。本気で大音を出そうとすると低い音が割れるので、ほどほどの音量で使うのがただしい使い方だと思った方が良いだろう。
あまり押されていない気がするのだが、ファームウェアアップデートすると使えるLiveAudio(疑似3Dステレオ的な機能)が秀逸。よくある疑似3Dステレオのように何となく気持ち悪いものではなくもっと自然に音の定位を広げてくれる。もうすでに常時ON状態にしないと落ち着かないくらいに良い。この手の疑似3Dステレオは嫌いだったのだが、目から鱗だった。
端末とはbluetooth(A2DP/HSP)で繋ぐ。bluetoothで繋いでいるときには内蔵のマイクも働くのでskype通話用にも使えるとのことだが、今のところ試していないのでどの程度の音質になるかはわからない。うちではiPhone4S、OSX LionなMBP17と繋いでみたが、OSX Lionとは相性が悪くてすぐdisconnectしてしまう。フォーラムを見るとさんざん文句が上がっているので次のバージョンアップで直るのではないかと思っているが、今は使えないと思った方がいい。要注意。

面白いのは本体のファームウェアアップデートやカスタマイズ方法。MyTalkというjawboneのウェブサイトでユーザ登録して、jawbone updaterというソフトをダウンロードしてインストールすると、ウェブサイトにアクセスすると同時にJAMBOXを認識して設定の変更やファームウェアアップデート、音声データの入れ替え(このスピーカはバッテリー入れ替えで喋る)、機能セットの入れ替えが出来る。というかMyTalkを使わないと何も更新出来ないと言った方が正しいか。OSXでは正しく動作したが、Windowsではうまく動かなかったという話を聞いた。個人的にはこういうブラウザとPCのI/Oが密接につながる作りはセキュリティホールになりがちなので、ここは改善されればいいなぁと思うがおそらくポリシーの問題だろうと思うので修正されることはないだろう。本体の設定をいじりたいならあきらめるべし。

全体的には非常に買い。部屋ごとに1つ置いてもいいくらいの印象を持った。普通に買うとちょっと高いけど。

追記:
そうそう、夜中の静かな時間なんかの曲間なんかだとちょっと気になる程度のちりちりした音のノイズが乗る。これもいずれ直るのかもしれないけど、気にする人は試聴してからのほうがいいかも。

Something to say?