復活のチャンスを考えているうちに長く開いてしまったが、また記述を加えていきたい。
最近の本業はもっぱらWindows上のアプリケーションを開発しているのだが、それと同時並行で仕事のアンテナをのばす作業や調査、試作を行っている。先日はLUNARRの高須賀氏とディスカッションする機会に恵まれ、かなり刺激を受けた。そのこともあって、ワールドワイドという視点を強く持つようになったように思う。
そういう視点から見るとやはり国内は正直言ってIT業界にはかなり厳しい。IT業界に限らず、革新的というような事柄をビジネスにする企業には厳しいように思える。所謂SIerのような、お客様とビジネスが先に立つ形ならばいざしらず、まずネタありき、という形では全く成り立ちそうにない。既に成り立っているものには、十中八九裏がある。
当然、海外ならば楽かといえばそうではないだろうが、日本で言いたいことを言う、ということが内容で評価されるようになる日が来るのだろうか。個人的にはフィンランドあたりに移住することも割と本気で考えている。寒いのが苦手なので、本当に住めるのかそのうち真冬の極寒期に観光に行ってみたい。
本業の方向性は今更ではあるが、かなり明確になりつつある。当初とは相当違うものになりつつあるが、自分の最も重視していることが重視できる形でありたいと思う。今年はデザインプロダクトをいくつか発表したいところ、色々試作もしなければならない。
友人氏の会社はいったん畳むことにしたらしい。経営判断的には引くこともまた重要だ。うちはどうなのだろう。業種の方向性を本当に切り替えるタイミングで、同じようにいったん畳んだ方が良いのだろうか。それとも。
そういえば余談も余談。Canon EOS 5DにCONTAX Y/CマウントのTessar 45mm F2.8を付けて撮ると問題が起こるという記述をあちこちで見る。だが、EOS 5Dは今の愛機であり、Tessar 45mm F2.8はCONTAXカメラを買い始めたきっかけになるほど愛好するレンズなので、どういうことなのか試してみた。
結論から言えば、無限遠~10度回すところくらいまで、のピント位置において、後玉の周囲の黒塗り部分とミラーが場合により干渉するようだ。もっと言えば、無限遠を使わなければ問題はないし、引っかかっても変換マウントごとちょっとだけ動かしてやればミラーはリターンする。感覚的には1/10ミリ以下の干渉のように思う。
そういうわけで、本体が壊れることも覚悟の上で、私はこのレンズを使うことにした。
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