最近ずっと調子が悪いところに、指の手のひら側の筋が痛くなりだしたので、鍼治療を受けてきた。医者に行け医者、という説もあるが、昔知人の鍼師に見てもらっていたときにかなり効いていたのと、東洋医学のくせに即効性があることがわかっていたので鍼を選択。
そのときの知人が亡くなってしまっているので、じゃぁどうするかと調べていたのだが、普段からRSSフィードで読んでいるとあるblogによく出てくる「貴子鍼灸治療室」へ行ってみることに。実は自宅から駅に行くのとほとんど変わらない距離にあるのも選択理由。
行ってみると、開口一番心臓以外にいいところがなくて全部の内臓が弱ってると指摘され、そりゃ辛いわけだと言われてしまう。指の内側の筋が痛いのは首がおかしいからなんだそう。ここ数日手先が冷える(私は元々は真冬でも手のひらからがんがん発熱するタイプなのにもかかわらず)のも、体中が弱っているからなんだとか。
そして早速びしばし鍼+立体動態波治療なるものを受ける。この立体動態波自体どうなのかは正直よくわからないが、要するにちょっと機能の多い低周波治療器のようなもの、のようだ。受けている感じはそんな雰囲気。導子、という低周波治療のパッドの親戚のようなものを買って使うとより効果的とのことで、それもお願いしてしまう。12回くらい使える物で、\5,250。
鍼は首周りを中心に、都合50カ所くらい(もっとかもしれないがまじめに数えていなかったので正確には不明)打ってもらった。昔何度も打ってもらったことがあるが、体の芯だけ押しているような独特な感じはやはり良い。
そして施術からおよそ4時間ほどたつ今、指の痛みはほぼ完全に消えて、体中がかなり楽になった。1週間後、もう一度見てもらうことになっているが、これだけ効いたら安いものだと思う。しかも、保険適用外ではあるものの、医療費控除の対象になるとのこと。知らなかった。
鍼、おすすめである。
ちなみに、その後理学療法士の友人にこの顛末を話してみたところ、理学療法士としてはいきなり首を治療することはないなぁ、との言葉。なるほど東洋医学は奥深い。