magicolor 4750DN買った

Posted by ゆのじ on 10月 27th, 2011

コニカミノルタのmagicolor 4750DNを導入したので簡単にメモだけ。ちなみに比較した対象はOKIのcorefeed 530dnあたり。不正防止用の黄色いドットが出ない上に5年保証付きという点でOKIが優勢だったものの、デザインがかっこわるいのと手差しトレイ出口が奥側になることやらで結局こちらに。

*現状問い合わせ中ですが、大変残念ですが購入を推奨しません。見た目ばっかりで中身に対してのポリシーが甘すぎる。*

良いところ:

  • 馬鹿早い。カラーモノクロ両面問わず30面/分はさすがとしか言いようがない。
  • だいぶ綺麗。ハーフトーン表現も綺麗な上、文字の細かいところまで綺麗に出る。
  • カラーマッチングもそれなりに取れるらしい(未検証)。動くならこれはうれしい。
  • 210kgの厚紙まで使える(ただし水平フィード口がないので必ず紙が反る)。
  • 外見がそれなりに良い。某社のプリンタのように前後にスペースが要らないので壁付けして設置出来る。

悪いところ:

  • 初期トナー少なすぎ。2000枚分と言ってるが多分1000枚印刷出来ないくらいしかない。
  • スリープ中、数時間に一度何かのためにガチャガチャ動いてる。おまえはCanonのインクジェットプリンタかと。
  • 不正利用防止のための黄色いドットが他社プリンタより目立つ。だいぶ気になる。モノクロのときには出ない。
  • 少々ウルサい。気にする人は相当気にするだろうなというレベル。

まぁ文句を言いたいところは多々ある物の、1年前に出る直前からずっと気にしていたプリンタだけに、結果としては大変満足。

ところで、出てから1年近く経ってるのに製品シリアル番号がまだ400番台ってのはビジネスとしては大丈夫なんだろうか。正直ドライバの開発費すら出ないんじゃないかって気がするのだが。OEMとかでちゃんと数出したりしてるのだろうか、割と心配である。

追記(2011/11/04)

現状、基準換算ページ数でモノクロ233ページ、カラー216ページの合計449ページ。これでCMYK残量がそれぞれ92%,82%,81%,57%。ブラックイメージングユニットも95%まで減少中。

イメージングユニットの寿命は30,000枚だから、5%で1500ページ分に相当するし、スタータートナーは2,000枚相当分らしいから消費分43%は940ページ分に相当するはずだ。Kだけで見ても、実際に消費した449ページに対してイメージングユニットは3.3倍、トナーも2.1倍も消費しているというのは、メーカースペックとあまりにも乖離しすぎている気がするのだけど、これどうなんだろう。メーカ保守呼んでオカシイだろって文句言うべきか。

追記(2011/11/29)

やっぱり減りが多すぎておかしいので問い合わせ中。ついでに黄色ドットがあまりにも目立つのでこれも問い合わせ中。仕様とか言ってるけどさすがにこれは多すぎる。気にしなければ見えないというけれど、気にした程度で見えるようじゃノイズでしょう。気にしても道具(顕微鏡なり)をもってこないと見えない、というレベルでなければ勝手にやってたらオカシイです。事前に手に入る種類のパンフレットにもこのことは一切触れてないし。

時代の移り変わり

Posted by ゆのじ on 10月 27th, 2011

時間は常に進み続けるものではあるけれど、その動きが感覚としてわかるときがあるのではないかと思う。

その実感を強めざるを得なくなったのが今年。時代を変えるような人間が何人も死んでいき、災害は世界中で何百年に一度何千年に一度規模のものが起きている。所詮人間の所業など戯れに等しいと言うことかもしれない。100年先を見据えた政治が出来る人物が出てくればと思っているものの、それは実は自然現象、ひいては物理学に刃向かうということなのかも知れない。だからといってそれを諦めては人間が人間たる部分を失いかねない。面倒な話だ。

そんな中でも自分はそれなりに食わねばならないのは事実。どこかの成り上がり企業のように貧者を騙して金を吸い上げるようなビジネスはしたくないし、身の丈を超えた贅沢をしようとも思わない。ただある程度ちゃんと飯が食えて、ストレスの少ない生活が出来て、自分の作り出したものによって他の人がそういう生活を得られれば、だいぶ幸せなんだろうなと思う。

忙しすぎて仕事以外には息抜きにこういうことを考える程度の余裕しかないのだが、あと半月もすればこの忙しさは抜けるはず。そうしたら半月ばかし考えにふけるのも悪くなかろうと思う。

さて、今年はこの程度で済むのだろうか。

仕事考

Posted by ゆのじ on 9月 6th, 2011

92式地雷原処理用ロケット弾

思いつきをつらつらと。

ITというか、システム化というものは手間を減らして間違いも減らして、総じて無駄をなくすための投資だと考えてきた。この考えは原則的には今も変わっていないし自分の会社の根幹をなす考えでもある。

だが、最近そこに違和感がある。日本だけでも数千万人の仕事をしたい人がいる。そのうちいくらかは仕事に就けていない。それはその人の能力が足りないことも原因ではあるだろうし、人として問題がある人もいるだろうが、自動化されてしまうことでその人の能力でつける仕事がなくなってしまったことも少なくないのではないだろうか。きわめて単純な、機械にもできるような仕事が昔は人の仕事だったのだ。

むろん、システム化に反対だと言うわけではない。システム化することによって仕事をなくした人は今度は何をやれば良いのだろうということが気になるのだ。コンビニやスーパーのレジうちはいずれ機械化されるだろうし(すでにある程度されている例はある)、交通整理の人参振りだってどんどん機械化されている。昔は重労働だった経理の計算だってとうの昔にソフト化されたし、そう考えれば自分の仕事は人に仕事を失わせることなんだろうなとも考えてしまうわけだ。

これまでは良かった、のかもしれない。グーテンベルクが活版印刷機を発明したおかげで、それまで手で本を書き写していた人は大量に失職しただろうが、それを超えて経済がふくらんでいた時期、もしかしたら別の仕事があったかもしれない(なかったかもしれないが)。だが、今はもう経済を虚構レベルでふくらませすぎた時代、もうこれ以上経済活動を広げる余地があるのだろうか。正直そこには期待できる気がしない。

そんな中、最近羽振りがいいソーシャルなんちゃらの類は、そんななかで仕事を失うか失わないかギリギリの人の不安感、共通の話題を持ちたい希望、人と同じなら何とかなるだろうという思い、そんなのをエサに金を回してるんじゃないかなんて思ってしまうのは言い過ぎか。

自分と自分ちのケツを十二分に拭けていない状態で偉そうに大上段から構えるのもよろしくないが、そんな虚業で稼いだアブク銭で飯を食ってもウマくない、どうしたらウマい飯が食えるかなぁと考えている。

いや、苦労すりゃエライなんていうつもりは全くないんだけどね。