自分の買っている本を見ると、客観的に自分の傾向を観測できるような気がしている。ちょっと最近買った本を思い出してみると、北欧系の本が結構一杯(今度行く関係で買った)、電子回路系の本も色々(これは仕事で必要になった)、デザイン系の本数冊、機械系の本を数冊。
書店に行っても見るのは専らデザイン本(How To系の本はほとんど見ない)とか建築設計系の本だとか。ちょっと前には結構な量を買っていたビジネス書だとかプログラム系の本だとかはほぼ買わなくなった。
どうも、物を作りたいという興味は、ソフトウェアからハードウェアに移り、より手に取ってわかるものを作りたくなっているようだ。元々長く長く使える物を作りたいと思っていたので、それに近づいているともいえるかもしれない。より人が触れる物へと思考がシフトしている。
ただ、ハードウェアといっても私が作るのはもっぱらディジタル回路。そこに魂を吹き込むにはソフトウェアを書かなければならない。表面ばっかり追っている簡単言語ではなくて、ハードウェアをビシバシ叩いたり、汎用OSを使うにしてもドライバを書いたりということはいずれ本気でやらねばいけない。
興味は表層と深層の両極にわかれていく。