あちこちのblogを見て回ることにいつの間にか疲弊して、google readerに移ってからずいぶん経つが、気づいたら読んでいるフィードの数が100を超えていることに気がついた。本当に多くのblogを読んでいる人からすれば取るに足らない数なのではあるだろうが、それでも100フィードは結構な分量がある。
100を超えたということで何となく読んでいる人を見てみると、当然ではあるがものすごい偏りがあることに気がつく。アルファブロガーな人らとそれにかなり近いレベルの人ら、シリコンバレーで仕事をしている人にウィジェットギーク、デザイン系の人々、そしていくつかのニュースサイト。こんな偏ったフィードからは、思い切りこの業界のエッジな情報だけが流れてくる。
しかし、集約するようになってあちこちの情報源を漁ることが減った。その上、読むフィードが多い物だからそれを消化するだけでも結構な時間がかかる。この業界にいるのだから、当然いまフィードで読んでいるデータはいずれも必要な物ばかりだ。だが、そこばかりを見て視野狭窄に陥っていないだろうかとふと不安になる。
情報過多の時代と言われて久しいが、その情報の海をどう泳ぐか、それが問題なのだろう。時々息抜きをしつつ。
珍しく、アルバイト2人に相方がいる、という状態になって、大して広くないうちの仕事部屋はかなり人口密度が高くなった。人は結構熱を出す(どこかで聞いた話だと、いるだけで300Wのヒーターくらいの熱は出すとか。ほんとかな)のもあってか、空調がもう限界。早く消費電力の少ないサーバへシフトしなければ今夏を越すのは大変そうだ。しかし、人が何人も仕事をしていて、それらが粗でも密でもない適当な感じで組み合わさっているのを見るのは楽しい。いい感じだ。