Archive for the '購入物レビュー' Category

cronosさんの電子負荷をテスト

Posted by ゆのじ on 8月 11th, 2012

cronosさんの電子負荷(こちらで書かれているもの)を先日購入させていただいて、ケースやらなにやら周辺のものを作っている。

作っている中で、どの程度の応答特性なのか気になったので見てみることにした。電源やらケーブルのL成分も細かいことは気にしないで見ているので、ある一つの例としてこんな風になる、ということで見ていただければ幸い。

測定環境は、電源はKENWOODのPA18-3A、電流測定治具は自分ちの物作りプロジェクトNYAMFGで作ったNYA-01を使っている。リンク先に載っているのは0-500mA仕様だが、ちょっと抵抗を変えて0-5A仕様にして、0-5Aが0-5Vで直読できるようにしたものを利用した。

以下結果のみ。

0mA – 100mA / 100mA – 0mA


50mA/div、上段: 1mS/div, 下段: 200uS/div


50mA/div、上段: 1mS/div, 下段: 200uS/div

0mA – 1000mA / 1000mA – 0mA


500mA/div、上段: 1mS/div, 下段: 50uS/div


500mA/div、上段: 1mS/div, 下段: 50uS/div

0mA – 3000mA / 3000mA – 0mA


1000mA/div、上段: 1mS/div, 下段: 20uS/div


1000mA/div、上段: 1mS/div, 下段: 20uS/div

1000mA – 3000mA / 3000mA – 1000mA


1000mA/div、上段: 1mS/div, 下段: 20uS/div


1000mA/div、上段: 1mS/div, 下段: 20uS/div

追記(2012/08/12):
誤解のないように言うと、価格からしても個人的にはこれは全く十分だと思っているのです。ただ特性を知らない道具で色々やるのは後で面倒なことになるので、その調査の一環ということで。

そして70%値でトリガかけるようにしていたつもりで立ち下がりエッジのほう、30%値でトリガかけてしまっている。今更作り直すのも面倒なのでこれで勘弁。

EOS5DmkIII / EF40/2.8 STM

Posted by ゆのじ on 6月 24th, 2012

久しぶりにだいぶ思い切った買い物。

先代のEOS5D(初代)は、2005/11/05に1枚目の駒を撮って今まで6年半以上使ってきたが、今度は相方に譲ることになった。これまでありがとう。そして新しいEOS5DmkIII、これからよろしく。

そして前評判がなかなか良かった新発売のEF40/2.8 STMも入手。EF50/1.8と並んで安価でかなり写りが良い。パンケーキでテッサータイプとすれば最短撮影距離はそこそこ長いかと思いきや0.3mと短めで、画面歪みが少ないのが気に入ってすぐ購入。店にまだ純正フードもあったのでそれも合わせて。

後から気がついたが、フルタイムマニュアルといいつつ、最近のマイクロフォーサーズレンズに良くあるような内部駆動系とピントリングが完全に切り離されていて電子的に回転をあわせるタイプなのがだいぶ気に入らないが、ステッピングモータは静かで悪くない。室内のような静かな環境ではステッピングモータ特有の駆動音がするが、動画でなければ気にならない程度だろうと思う。

カメラやレンズを買い換えると、目に見えるもの全てが被写体に見える。まさにハンマーを持つと全てが釘に見える状態。そのせいで、これまであまりにも生活に馴染みすぎていて全く気にしていなかったいろいろな物事が見えるようになってくる。カメラを楽しんでいる半年ぐらいの間、この新鮮な感覚から色々拾い出したい。

mbed買った

Posted by ゆのじ on 2月 7th, 2012

mbed

mbedを買った。LPC1768版とLPC11U24版と。

Macからでも開発が出来て、ファームウェアのアップロードはマウントされたドライブにbinファイルを突っ込むだけのお気軽仕様で素晴らしい。Arduinoも悪くないけどこっちのほうが楽な印象がある。ライセンス的にもmbedを1つは買わないとそのターゲット向けのビルドが出来ないものの、1つ買えばいくらでもビルド出来るしLPCXpressoのようなmbedではないボードにファームウェアを放り込むことも出来る。ライセンス的にもそういう使い方をしていいということらしい。曰く、

Can I make commercial products using an mbed?

Yes! You are free to make and sell products that were developed using the mbed libraries.

We do not offer any guarantee for the libraries, they are there for rapid prototyping purposes, but if you wish you use them, you can. here are some examples showing how you might take a prototype to a custom design.

とのこと。

使うことの出来るmbedのライブラリも良くできてるし、しかもエクスポートしてmbedの外でビルドすることも出来るらしい。このあたり、突然mbedサイトが無くなったりサービス終了したときにソフトウェア資産が無くなるのは辛いので十分調べてみたいところ。

そうそう、mbedのLPC11U24版のほう、裏側のmbed interfaceチップの45,46番ピンの間に半田ブリッジがある。twitterで話題に出したら@tedd_okanoさんが確認してくださった。結果、わざとやっていることであって、このリビジョンにおいてはそれで正しい仕様だとのこと。@tedd_okanoさん、ありがとうございました。