Archive for the '日常' Category

買っている本と興味の傾向

Posted by ゆのじ on 2月 16th, 2010

はけの森美術館併設のオーブン・ミトン・カフェで。本文とは関係ありませんw

自分の買っている本を見ると、客観的に自分の傾向を観測できるような気がしている。ちょっと最近買った本を思い出してみると、北欧系の本が結構一杯(今度行く関係で買った)、電子回路系の本も色々(これは仕事で必要になった)、デザイン系の本数冊、機械系の本を数冊。
書店に行っても見るのは専らデザイン本(How To系の本はほとんど見ない)とか建築設計系の本だとか。ちょっと前には結構な量を買っていたビジネス書だとかプログラム系の本だとかはほぼ買わなくなった。

どうも、物を作りたいという興味は、ソフトウェアからハードウェアに移り、より手に取ってわかるものを作りたくなっているようだ。元々長く長く使える物を作りたいと思っていたので、それに近づいているともいえるかもしれない。より人が触れる物へと思考がシフトしている。

ただ、ハードウェアといっても私が作るのはもっぱらディジタル回路。そこに魂を吹き込むにはソフトウェアを書かなければならない。表面ばっかり追っている簡単言語ではなくて、ハードウェアをビシバシ叩いたり、汎用OSを使うにしてもドライバを書いたりということはいずれ本気でやらねばいけない。

興味は表層と深層の両極にわかれていく。

火中の栗拾い

Posted by ゆのじ on 1月 29th, 2010

階段を上りきった先にはおいしい実がなっているのか ここしばらく、物を作ろうというモチベーションが高まっているので、ずいぶんと調べ物を続けている。そこでわかってきたことは、やろうとしたことは大抵可能だということ。

もちろん、何でもかんでも今すぐ出来る訳じゃないのだが、必要なのは自分自身のそこに集中する熱意と、ある程度の予算とリスクを取るということだけ。それは結局普通のビジネスと変わらない。なので、後はどこにコミットするのが楽しいのかということだけ。

世の中に、絶対に必要な物、というのは全て存在している、という確信に近い思いがある。だから、新しいジャンルはライフスタイルとセットで提案されてくる。
しかし、うちの方針からしても、「生活を豊かに」といいつつ浪費を増やしてもらうのは性に合わない。だから、今現在存在しているジャンルで、オリジナリティを持った物を作って、買った人には長く(それこを何十年と)使ってもらえるような提案が出来たら、それが理想的なスタイルになると思う。
もちろん、全ての物を作るわけにもいかない。まずはどのジャンルからどのように進めていくか。よく考えていきたい。

そういえば、しばらく前の新年会で、我々の作りたい物は割と芸術品、工芸品に近い方向なのだろう、という会話をしたことを思い出した。そういった方面でも食う方法はないのかとよく考えている。
どちらにせよこれからの時代、そうそううまく儲け話があるとも思っていない。必要十分な実入りがあって、自分の好きなことをするのが夢、と良く言うが、自分の求めたい方向の仕事をしつづけることが、実は必要十分な実入りを得るためのキーなのではないか。鶏が先か卵が先か、どちらを先と考えるかで世界は大きく変わってくるのではないか、どうか。

 

ミーハーなことにマイケルジャクソンのTHIS IS ITのBlurayを発注していたが、届いた。映画館では最終日に1度見ただけだが、BDはすでに3回ほど見た。あのBlurayには芸術品や工芸品を作るためのヒントが多くあるような気がしてならない。元々音楽には詳しくないし、マイケルジャクソンのファンというわけでもないが、ヒントは多い。

iPadも出た。あれは使い道が多そうな気がする。

まずは一歩ずつ。

暗中模索

Posted by ゆのじ on 1月 13th, 2010

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暗中模索は嫌いではないのだが、いい加減長いとふわふわしてくる。仕事的に空間識失調に陥るのはあまり良い傾向ではない。

こういうときはただひたすら地面に足をつけるための基礎固めをするのが良いと経験上わかっているが、今回はちょっとうっかり飛びすぎたきらいがある。一人でやる作業が続くと特に危ない。こまめにミーティングを持ちたいところ。

 

この感覚、何かに似ているとおもったら、全く未知の言語を覚えるときにも同じような感覚だったことを思い出した。脳の神経細胞が音を立ててつながっていくような感覚だから楽しいのだろう。

後はこれで利が出れば言うこと無し、なのだが。