集合知は案外正しい、ということはWeb2.0ブームになってから言われるようになった。だが、やはりこれは「案外」に過ぎないのだなと思う。特に忘れられていることは、得たい知見に対して、知見を得るための母集団に偏りがあってはいけないということだ。もちろん、この段落で言うところの「集合知」を得るプロセスを考えるに、母集団から偏りをなくすことは難しい。現実的には母集団の偏りを配慮して統計処理するなりすることになるだろう。そこを誤解すると、結構イタイことになるように思う。
仕事ではインターネットを使ったシステムを企画することがおおい。四六時中そういうシステムを考えていると、世の中全員がインターネットを利用しているような気がしてしまうのだが、それは妄想。ただ、情報化してネットワークにつなげたら便利な物がまだあることは確か。なんでもかんでもそうしろとは思わないので、そこの選択基準と、どう提案していくかがキーなのだろう。難しい。
p.s.試しに今日から毎日更新してみることにする。さてどうなることか。